水上学の血統トレジャーハンティング

日曜阪神10R 瀬戸内海特別(芝1400m)

◎本命馬
⑫トウショウピスト
牡3、栗東・角田厩舎、池添騎手

人気は割れそうだが、有力馬にはそれぞれ弱点がある。ヤマニンマンドールは距離とローテーション。マイアベーアは1400mで2連対しているが、ベストのパフォーマンスはマイルだ。しかも1400mで勝っているのは東京で、内回りの1400mとはわけが違う。ラッフォルツァートは休み後パフォーマンスが上がってこない。陣営も、休みの間に減ってしまった体を戻しつつの稽古で、ビッシリやれない点を憂慮するコメントを出している。
となれば、人気どころでは⑫トウショウピストが残る。

当該コースで3歳限定の500万を4月に勝った時の時計内容は、この時期にしては上出来。昇級も同じ舞台の舞子特別で、ダノンシーザー相手に小差4着なら昇級戦としては立派なもの。前走は特殊なコースで枠に泣いた中京で8着、それでも差がなかった。
母は短距離の名牝シーイズトウショウ、近親にはおなじみトウショウ一門の名馬が居並ぶ。閉鎖が決まった故郷に、1つでも多くの勝ち鞍をもたらしてほしいものだ。またヨハネスブルグ産駒でストームキャット系はダート兼用、この点も芝1400mに合う。

$お宝馬
⑬ショウナンランパダ

アグネスデジタル産駒が芝で大駆けするコースの1つに阪神1400mがある。かつてはフィリーズRで穴を出した産駒も。加えて母の父が芝ダート問わず1400mの鬼?フジキセキ。前走直線競馬を使った馬の変わり身に期待したい。

他の上位評価は⑯ヤマニンマンドール⑭ナムラアッパー④タイセイララバイ⑨キタサンエピソード①ラッフォルツァート⑪マイアベーア