当コラムの冒頭はほほ毎回プロ野球・阪神タイガースの話で始まるように、競馬コラムとして明らかに常識を逸脱しているが、なんだかんだ相当な閲覧数を頂いている。数多くの方に阪神に対するグチが見られていると思うと背筋が凍る。

さて、土曜の阪神タイガースと言えば、昨シーズンのパ・リーグ王者西武ライオンズ相手に1-5で力負け。近所で飼われている猫のようにおとなしい阪神打線がライオンを攻略することはまずできないと思っていただけに、打線に対しての感想は特に何もない。チャンスに4番がダブルプレー。ため息は出尽くして肺はカラである。ただ投手陣は期待の若手・浜地真澄投手が打たれたとはいえ、先発岩貞祐太投手は5回2安打無失点と順調な仕上がりを見せている。数少ない喜びは大事にしていきたいところだ。


土曜の中央競馬は各場、思ったよりも雨が降らない状態でスタートした。特に中山はもっと雨が降っている状況を想定していたが、硬い芝となり好時計決着のレースも登場。もう天気予報は信じない。

では日曜も同じ傾向か……とそんな時目に入ったのがとある天気予報。なんと土曜夕方から夜にかけて、中山競馬場付近は雨だと言うのだ。天気予報を信じよう。2行前に自分が何を言っているか、すでに忘れている。


近5年のスプリングSは前半3F36秒前後で入り、15年だけ上がり3F34.5、他4年は全て上がり3F36秒台というレースが続いている。上がり3F34.5だった15年は、

1着キタサンブラック(父ブラックタイド)
2着リアルスティール(父ディープインパクト)
3着ダノンプラチナ(父ディープインパクト)

と、ディープ、ブラックタイド兄弟が優勢だった。上がりが速くなればディープが有利になりやすいレースと言える。ただ天気予報を信じて雨が降るとすれば、今の荒れた中山はすぐ上がりが掛かりだす。例年通り36秒近く上がりが掛かるこのレースの流れに強いのが、米国血統を母系に持つ父ステイゴールド系。

17年1着…ウインブライト(母父アドマイヤコジーン)
18年2着…エポカドーロ(母父フォーティナイナー)
18年3着…マイネルファンロン(母父ロージズインメイ)

と、母父はアメリカで活躍した系統出身の馬ばかり。小回りで器用さが求められる分ステイゴールドが強く、かつ最後に我慢比べのようなラップになりやすいことで米国血統も強い、ということなのだろう。今年父ステイゴールド系の馬はなんと◎タガノディアマンテ1頭。コラムの行数を余計に増やさなくていい。正直助かる。

タガノディアマンテの母父は米国血統ミスプロ系キングカメハメハと、こちらもこのレースへの適性は高そうだ。前走のタイム自体はそこまでレベルが高いと言えないものの、8頭立ての影響はあっただろう。相手が強くなっても問題ないタイプ。気性面の不安さえ出さなければ好戦は可能。

相手選びは難しい。雨が降るならディキシーナイトあたりが面白そうだが、ほとんど雨が降らず乾いていた場合は……。来週からは見る天気予報を変更しよう。

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阪神11R・阪神大賞典は全馬6歳以上と、今から40年くらい前のホースマンの皆様が見たら腰を抜かしそうなメンバー構成。そして高齢馬ばかりだが、意外と先行馬も多い点が今回のポイントになるのではないか。

近10年の阪神大賞典、前半1000mが61.0を切ったのは15年の60.4、昨年の60.1、この2回。この2回の3着以内馬計6頭は、全て前走4角4番手以下であった。加えて3着以内馬6頭は全て父が2400m以上のG1を勝っている。

今年この条件2つを共に満たすのは4頭。詰め切れないケントオー、ノドに疾患のあるソールインパクト、格上挑戦となるカフジプリンス…など考えていけば、◎コルコバードが最も安心できるかもしれない。ここまで3000mの経験はないが、タフなレースになりやすい昨年の丹頂Sで2着に入るなど、自分のリズムで運べる距離なら確実に伸びてくる。そういう意味では中京の2000mより、阪神の3000mのほうが競馬しやすい可能性はある。

休み明けがネックのリッジマン、実は延長がネックと思われるシャケトラなど、結局どの馬もネックを抱えているだけに、案外順当に決まっても文句は言えないかもしれない。

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中山10R・千葉Sが行われる中山ダート1200mは路盤改修の影響で、昨年秋から明確に傾向が変わっている。以前より軽くなったことで、多少ペースが速かろうが前が残りやすい。土曜の中山7R・3歳500万も前半3F33.8というタイムで入ったが、先行馬のワンツー。加えて土曜の中山ダート1200mは外枠から好位を取れる馬が好成績を残していることを考えて、昨年の覇者である◎ウインオスカーとしたい。

元々千葉Sはロベルト系が好調なレースで、昨年も父ロベルト系のウインオスカー→母父ロベルト系のドリームドルチェで決着した。前走こそ9着に敗れたが、10ヶ月の休み明けで内枠。ウインオスカーはダートの1200mの二桁馬番で(3.2.0.2)と安定しており、大外替わりはプラスだろう。昨年の千葉Sも馬番15番であった。


その他のレースからは合計2R取り上げる。


まずは中京8R・4歳上500万の◎ユイノチョッパー。ヘニーヒューズ産駒は外枠で揉まれず競馬したいタイプが多く、この馬もこちらも外枠から競馬を作っていきたい馬なのだが、ここ3戦の馬番は2番、5番、2番。2走前に至っては名手モレイラ騎手が騎乗したものの、内枠から競馬を作れず13着と大敗している。今回引いたのは馬番11番。

1800mは昨年の夏、2着だった時以来。勝った馬は土曜の中山10R・韓国馬事会杯でオープン入りを決めたゴライアス。馬の力は上のクラスでも通用するものがあるだけに、スムーズな競馬で巻き返しを狙う。



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