チャンス襲来

実に阪神タイガースらしい。そう言える試合だった。

昨日8月18日(金)のヤクルトスワローズ戦。阪神は10安打を放ちながら2点しか取れないお馴染みの拙攻を見せ、2-3で敗北。首位広島とは、残り40試合ほどで11.5ゲームの差がついてしまった。

先日一緒に野球観戦に行った、熱狂的ヤクルトファンの小学2年生は試合前から「秋山投手なら打ち崩せる」と自信を見せていたそうで、実際に阪神先発の秋山投手は初回に2点を奪われて敗戦投手となった。小学2年生に試合内容を予言されるチームが、果たしてAクラスに入れるのだろうか。心配で仕方ない。

土曜の中央競馬は新潟11R・日本海Sで◎ポポカテペトルが快勝。札幌11Rの◎アルムフォルツァは4着、小倉11Rの◎マイネルオスカルは惜しい5着と、悪くはない読みはできていた。修正しながら日曜競馬に挑みたい。

札幌競馬場のメインレースは、北の王者決定戦・札幌記念(G2)。このレースの傾向については予想動画「うま馬データMOVIE」にて紹介しているので、ぜひこちらを観ていただきたい。

番組では過去の傾向からミッキースワローが面白いと話したのだが、外枠14番に入り、しかもまさかの前日1番人気。さすがにこれは想定していなかった。より妙味のある馬を……ということで本命◎はサクラアンプルール。昨年の覇者だ。騎乗予定だった田辺騎手が先日の盛岡・クラスターカップで落馬負傷し直前で乗り替わりとなったのは不安点だが、それ以外の調整は全て予定通りに進んでいる。

馬群を捌くのが上手く、真ん中の枠を苦にすることはないのではないか。兄サクラメガワンダーもこのレースで3着に入っているように、小回りが非常にうまい一族でもある。機動力を活かしたい。

対抗は適性十分ミッキースワロー。前走の目黒記念12着は中間に疝痛を発症し、調整プランが狂って参考外のサウンズオブアースの一発に期待してみたい。

小倉11R・北九州記念。例年ペースが速くなり、全体時計も速くなるのがこのレース。今年はCBC賞が同じようにペースが速く、全体時計も速かった。本命◎はそんなCBC賞を制したアレスバローズだ。

乗り難しいところがあり出世が遅れたものの、早くから素質を評価されていた馬。小倉競馬場は兄サンライズタイセイが得意としている競馬場でもあり、自身は1000万クラスの卒業をこの舞台で決めている。

ハイペースで全体時計が速かったナガラフラワー、斤量が軽く、母はこの舞台で重賞を勝っているアンヴァル、そして昨年同様外枠を引けたナリタスターワンあたりの強襲に注意したい。

新潟11R・NST賞は◎サイタスリーレッド。ここ2走は12、14着と大敗しているものの、どちらも1400m。4走前の根岸Sでテン3F33.9秒というハイペースで飛ばして逃げたように、もう1400mよりは1200mのほうが適性があるのかもしれない。

今回は内枠からベストマッチョが行くだろうが、そこまでのハイペースにはならないのではないか。大外からスムーズに競馬して一変を期待したい。