ウインゼノビア

(牝2、美浦・青木厩舎)

スクリーンヒーロー
ゴシップクイーン
母父フレンチデピュティ
通算成績4戦2勝
連対時
平均馬体重
460kg (最高:464kg)
(最低:456kg)
前走時馬体重462kg
POINT
牝馬としては平均サイズの馬格だが、全体的にムダの無い肉付きで綺麗なシルエットを披露している。既に2勝を挙げているがまだキ甲が抜けておらずやや腰高な印象を受けるため、スクリーンヒーロー産駒らしく本格化するのはもう少し先になりそう。肩周りの筋肉が発達しており、これは母父フレンチデピュティの特徴が出ているモノと考えられる。前駆の造りは非常に力強い。冬場に差し掛かっても全体的に毛並みが整っていて、体調は良さそうだ。

グレイシア

(牝2、美浦・栗田徹厩舎)

ダイワメジャー
クーデグレイス
母父ホワイトマズル
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
449kg (最高:450kg)
(最低:448kg)
前走時馬体重456kg
POINT
まず目に付くのが全身の筋肉量の多さ。馬体重自体は450キロ前後と平均サイズだが、トモの容量が非常に大きく、完成した暁にはどんな立派な形になるのか、楽しみになるほどだ。この筋肉量は父ダイワメジャー譲りで、牝馬ながらクビさしも太く、背中から腰部にかけてのラインも父に似ている。距離はマイルがベストの印象だ。曲飛でテンのダッシュ力もあり、柔軟性にも富んでいるため先行しても差しても持ち味が活きる。毛艶も光っているように見栄えする仕上がりで、巻き返しは必至だろう。この馬が二番手。

クロノジェネシス

(牝2、栗東・斉藤崇厩舎)

バゴ
クロノロジスト
母父クロフネ
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
438kg (最高:440kg)
(最低:436kg)
前走時馬体重436kg
POINT
横見の写真でも分かるように、顔がとても小さい馬。頭が大きいとその分重心が前に来やすくなり、自然とスタミナを浪費してしまうため、体つきがしっかりしていないと短距離向きの馬になりやすい。全体に牝馬らしくスッキリと見せているが、胸の深い馬で心肺機能も高そうな印象。ゆえにゴールまでバテずに伸び続けられるのでは無いだろうか。ポテンシャルは相当高い。体つきからはまだ成長途上といった雰囲気だが、毛艶も整っており、現時点ではベストと言える仕上がり。勝ち負けまで期待できる。

シェーングランツ

(牝2、美浦・藤沢和厩舎)

ディープインパクト
スタセリタ
母父Monsun
通算成績3戦2勝
重賞勝利 18年アルテミスステークス(G3)
連対時
平均馬体重
477kg (最高:480kg)
(最低:474kg)
前走時馬体重474kg
POINT
半姉ソウルスターリングも非常に見栄えする馬体の持ち主だが、この妹も負けず劣らず好馬体を披露している。斜尻直飛のディープインパクト産駒らしい後肢の造りで、全体にバランスが良い。母父モンズーンの影響か、ディープ産駒にしては腹周りがどっしりとした造りで、底力のありそうな腹袋を持っている。Hペースの前走でパフォーマンスを上げてきたのも納得だ。勿論、父の仔らしく瞬発力も兼ね備えているので、決め手勝負にも対応可能。馬体の張りも抜群で、速いタイムで駆けた反動も全く感じられない。良い状態でレースを迎えられそうだ。

ジョディー

(牝2、美浦・戸田厩舎)

ダイワメジャー
ミスティーク2
母父Monsun
通算成績4戦2勝
連対時
平均馬体重
471kg (最高:478kg)
(最低:464kg)
前走時馬体重478kg
POINT
胸前の筋肉が発達しているように立派な前駆の造り。筋肉量の多さは父ダイワメジャーから遺伝したモノで、今回のメンバーの中ではムダ肉もほとんど付いておらず、比較的完成度が高め。とはいえまだ成長の余地も残しており、完成されるのは来年になってからだろう。背中がやや長く見える体つきで、瞬発力よりも持続力勝負に強そうな体型をしている。逃げ先行で好成績を収めているのも、この馬体構造によるものだろう。薄っすらと肋骨が浮いているように1週前の時点でキッチリと仕上がっており、上位争いを期待できそう。

タニノミッション

(牝2、栗東・中竹厩舎)

Invincible Spirit
Vodka
母父Tanino Gimlet
通算成績1戦1勝
連対時
平均馬体重
480kg (最高:480kg)
(最低:480kg)
前走時馬体重480kg
POINT
母は牝馬ながら牡馬顔負けの骨格と筋肉量を誇る馬だったが、この馬も同様に新馬戦で480キロと馬格に恵まれている。しかし骨格的にはあまり母と似ておらず、どちらかと言えば背中~仙骨までのラインと肩の角度などは父インヴィンシブルスピリットに通じるモノがあり、父似と判断して良いだろう。これまでのウオッカ産駒は重厚感のあり過ぎる馬が多かったが、この馬は素軽いフォルムを披露しており、筋肉量も2歳牝馬としてはかなりのモノで、素質の高さを感じさせる。朝日杯FSにも登録していたようにビッシリと絞り込んだ印象ではないが、馬体の張りも十分。好勝負できるだろう。

ダノンファンタジー

(牝2、栗東・中内田厩舎)

ディープインパクト
ライフフォーセール
母父Not For Sale
通算成績3戦2勝
重賞勝利 18年KBSファンタジーS(G3)
連対時
平均馬体重
454kg (最高:460kg)
(最低:442kg)
前走時馬体重460kg
POINT
ひと目見て分かる胴の短さで、距離は短いほうが良さそうなタイプ。骨格に対して筋肉量が豊富で、特にトモはパンとして確かな張りを感じさせるほど。曲飛気味の飛節をしており、背中が短いため馬体の伸縮性にも優れている。切れる末脚を使えるのも納得の馬体構造と言えるだろう。細身に見える馬が多い中内田厩舎の馬にしては比較的ゆったりとした造り。牝馬としてはこのくらいの造りが理想的ではある。1400mでのパフォーマンスがあまりに素晴らしく、馬体構造からもマイルへの延長は?だが、性能の高さは疑いようのないところ。当然ココでも勝ち負けに。

ビーチサンバ

(牝2、栗東・友道厩舎)

クロフネ
フサイチエアデール
母父サンデーサイレンス
通算成績2戦1勝
連対時
平均馬体重
467kg (最高:468kg)
(最低:466kg)
前走時馬体重468kg
POINT
クロフネ産駒は牡馬の場合、骨量筋肉量が共に豊富でパワー型の形に出やすいが、牝馬の場合は骨格をしっかりと形成してくれることが多いので、総じて活躍馬が多い。このビーチサンバも数字以上の迫力ある立ち姿を披露していて、かつシルエットも整っている。曲飛でありながらも腰が高く、後肢が相当長いことが立ち写真から伝わるだろうか。イコール、鋭い脚を長く使えるため、阪神の外回りコースで決め手勝負はピッタリ。下腿部には血管も浮き始め、馬体の張りも上々。前走の好走は決して恵まれてのモノではない。

プールヴィル

(牝2、栗東・庄野厩舎)

Le Havre
ケンホープ
母父Kendargent
通算成績3戦2勝
連対時
平均馬体重
417kg (最高:418kg)
(最低:416kg)
前走時馬体重416kg
POINT
410キロ台の小柄な牝馬だが、横見ではしっかりと付くべき場所に筋肉が付いていることが確認できるため、そこまで小ささを感じない。むしろ、胸前=肩周りの筋肉はせり上がるように発達しており、前駆の造りは比較的力強いものがある。1400mで連勝してきたように、胴周りの短い馬。今回はマイルへの距離延長が課題となりそうだ。背中周りには銭型が浮き始め、体調はかなり良さそうな印象。距離さえこなせれば大駆けがあっても驚け無い。

ベルスール

(牝2、栗東・今野厩舎)

スウェプトオーヴァーボード
フレンチビキニ
母父サンデーサイレンス
通算成績2戦1勝
連対時
平均馬体重
440kg (最高:446kg)
(最低:434kg)
前走時馬体重446kg
POINT
正方形のシルエットで距離はマイルくらいまでが良さそう。牝馬らしいシャープな体つきで、父スウェプトオーヴァーボードはダート馬を多く輩出しているが、この馬は素軽さを感じるので芝も難なく対応できる。ただ、脚元の造りを見ると繋ぎ・蹄は共に立っており、高速馬場よりも多少時計が掛かるくらいの馬場のほうが合っていそうな印象も受ける。キ甲が抜け切っておらず随所に幼さを感じるが、トモの張りはこの時期の2歳馬としてはかなり張っており、状態は良さそう。力を発揮できる仕上がりと見た。

メイショウショウブ

(牝2、栗東・池添兼厩舎)

ダイワメジャー
メイショウスズラン
母父キングカメハメハ
通算成績4戦1勝
連対時
平均馬体重
480kg (最高:482kg)
(最低:478kg)
前走時馬体重482kg
POINT
芝で勝ちきれずダートを使って初勝利。未勝利勝ちの次走では再び芝のデイリー杯2歳Sに出走に2着と好走したが、脚元の造りを見る限り蹄は立ち気味で、繋ぎも短い。戦績が示している通り、芝ダート兼用のタイプと考えて問題ないだろう。父ダイワメジャー、母父キングカメハメハともに筋肉量が多い馬であることから、もれなくこの馬も立派な筋肉量を誇る。特にトモの筋肉はどっしりと重量感のある肉付きで、スジも浮き上がり張りも抜群だ。肋骨が薄っすらと浮いているように1週前にして仕上がっており、好勝負できる状態は整った。
今週のイチオシ

レッドアネモス

(牝2、栗東・友道厩舎)

ヴィクトワールピサ
マチカネハヤテ
母父サクラバクシンオー
通算成績2戦2勝
連対時
平均馬体重
473kg (最高:474kg)
(最低:472kg)
前走時馬体重474kg
POINT
全体のバランスが整っている馬で、美しいシルエットを披露している。牡馬のような筋肉の付き方をしており、シャープに見えるというよりも、筋肉量が多いにも関わらず引き締まっている。そのため、全体的に細身に映るのだろう。特に肩周りやトモの周囲には彫刻のようにくっきりとスジが何本も浮き上がっており、下腿部にも血管が浮いていることを確認できるように、相当な素質の高さを感じさせる。この体つきでありながらまだ成長余地を残しており、将来が楽しみな1頭。勝ち負けに期待している。

ローゼンクリーガー

(牝2、栗東・高橋亮厩舎)

ノヴェリスト
クエルクス
母父フジキセキ
通算成績4戦2勝
連対時
平均馬体重
457kg (最高:464kg)
(最低:452kg)
前走時馬体重464kg
POINT
ノヴェリスト産駒は父に似て腹袋の大きな馬が多く、良くも悪くも重厚感があるため、日本の芝では重苦しい走りになりがちだが、この馬はご覧の通り比較的スッキリとした体つきで、スピード能力が高そう。母方の良さが出たのでは無いだろうか。どちらかと言えば前駆のほうが発達しており、後躯がそれに付随して成長してくるようなら将来が楽しみ。冬毛も出ておらず代謝の良さを感じさせる立ち姿で、好調を引き続きキープしている印象。侮れない1頭だ。

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