【アルゼンチン共和国杯】名物ハンデ重賞に伝わる複勝率100%の衝撃データを発見!…競馬JAPAN

※イチオシ馬&特注馬は、追い切りの動きなども踏まえて金曜日に公開します!

アーモンドアイ

(牝5、美浦・国枝厩舎)

ロードカナロア
フサイチパンドラ
母父サンデーサイレンス
通算成績13戦9勝
重賞勝利 20年ヴィクトリアマイル(G1)
19年天皇賞(秋)(G1)
19年ドバイターフ(G1)
18年ジャパンカップ(G1)
18年秋華賞(G1)
18年優駿牝馬(G1)
18年桜花賞(G1)
18年日刊スポシンザン記念(G3)
連対時
平均馬体重
473kg (最高:488kg)
(最低:462kg)
前走時馬体重488kg
POINT
バランスが整った骨格で、胴周りにも程よい伸びを感じる。マイルでも好成績を収めているが、フォルムはやはり中距離馬。今回は安田記念出走時と比較して、全体にシャープな印象がある。過去の立ち写真では昨年の天皇賞(秋)出走時に近いイメージで、中距離仕様に仕上げられている。付くべきところにしっかり筋肉が付いていながら立ち姿は素軽く、高速決着の中距離戦はベストの舞台だ。無論このレースへの適性は高いと見ているが、今開催の東京は芝の傷みが早い印象があるので、当日の馬場状態には注意したい。太め感は無く力を出せる状態に整っているものの、トモの肉付き・張りは前走時のほうが良く見えた。

ウインブライト

(牡6、美浦・畠山吉厩舎)

ステイゴールド
サマーエタニティ
母父アドマイヤコジーン
通算成績22戦9勝
重賞勝利 19年香港カップ(G1)
19年Qエリザベス2世C(G1)
19年中山記念(G2)
19年日刊スポ賞中山金杯(G3)
18年中山記念(G2)
17年フジTVスプリングS(G2)
17年福島記念(G3)
連対時
平均馬体重
474kg (最高:492kg)
(最低:460kg)
前走時馬体重484kg
POINT
父ステイゴールド同様に飛節の折りが深い「曲飛」の構造で、後肢の回転が速そうな造り。小回りで一瞬の脚を活かしてこそ持ち味が活きるタイプのため、今回は長く脚を使う必要のある、直線の長い東京コースがカギになりそうだ。全体に重心がどっしりとしているパワー型で、香港の洋芝に高い適性を示している点も頷ける。本質的に高速決着が得意ではないため、東京のスピード勝負にどこまで対応できるか。叩いて良くなるタイプではあるものの、この馬の休み明けとしては上々の仕上がり。使って良くなる余地を残しつつ、動ける態勢に整った。
今週のイチオシ

カデナ

(牡6、栗東・中竹厩舎)

ディープインパクト
フレンチリヴィエラ
母父French Deputy
通算成績26戦4勝
重賞勝利 20年小倉大賞典(G3)
17年報知杯弥生賞(G2)
16年ラジオN杯京都2歳S(G3)
連対時
平均馬体重
462kg (最高:474kg)
(最低:454kg)
前走時馬体重476kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった造り。胴自体も詰まり気味で、ピッチが利く走りをすることができる。本質的には広いコースよりも、小回りコースでタメを利かせて一瞬の脚を活かした方が良い瞬発力タイプ。直線の長い東京では仕掛けのタイミングがカギになりそうだ。馬体重の数字以上に肉付きが良く、極端な高速決着よりはやや時計が掛かるくらいがベストの印象。近2年よりも時計が掛かり気味な今の東京芝は合っていると見た。毎日王冠時よりも筋肉の輪郭はハッキリと浮き上がっており、後肢の下腿部にも血管がクッキリ浮いて見える。前走よりも状態は上向き。

キセキ

(牡6、栗東・角居厩舎)

ルーラーシップ
ブリッツフィナーレ
母父ディープインパクト
通算成績24戦4勝
重賞勝利 17年菊花賞(G1)
連対時
平均馬体重
497kg (最高:508kg)
(最低:486kg)
前走時馬体重502kg
POINT
後肢が長く、やや腰高に映るシルエットは父ルーラーシップ譲り。キングマンボ系らしい豊かなトモが特徴的で、大きな推進力を生み出せそう。6歳秋を迎えてもフィジカル面での衰えは全く感じられない。胴周りがゆったりとした構造をしており、長く良い脚を繰り出すことのできる持続力タイプ。切れ味勝負になると若干分が悪いものの、長く脚を使う乗り方が出来れば東京コースでも力は出せる。肉付き良くパワーも十分で、やや時計が掛かる馬場状態になっても問題なく力を発揮できそう。休み明けで若干の余裕があった前走に比べ、筋肉の張り感が増してきており、毛艶も今回の方が良く見える。叩いての上積みを感じさせる好仕上がり。

クロノジェネシス

(牝4、栗東・斉藤崇厩舎)

バゴ
クロノロジスト
母父クロフネ
通算成績11戦6勝
重賞勝利 20年宝塚記念(G1)
20年京都記念(G2)
19年秋華賞(G1)
19年デイリー杯クイーンC(G3)
連対時
平均馬体重
447kg (最高:464kg)
(最低:436kg)
前走時馬体重464kg
POINT
以前と比較して格段に肉付きが良くなり、全体に逞しい体つきへと変化。それでも牝馬らしい素軽いフォルムは健在で、宝塚記念では道悪で圧倒的なパフォーマンスを見せたものの、体型的には決してスピード勝負が苦手というワケではないはず。同様に前走は息の長い末脚を繰り出したが、背中が短く伸縮性に優れた構造のため、切れ味勝負になったとしても評価を下げる必要は全く無い。宝塚記念時と同じくレース間隔が開いての参戦となるが、比較すると若干の緩さがあり、馬体の張りも良化の余地を感じる。毛艶良く体調自体は良いものの、デキはココを使って更に上向いてきそうだ。

ジナンボー

(牡5、美浦・堀厩舎)

ディープインパクト
アパパネ
母父キングカメハメハ
通算成績12戦4勝
連対時
平均馬体重
473kg (最高:486kg)
(最低:456kg)
前走時馬体重486kg
POINT
バランスの整った骨格に、母父キングカメハメハから遺伝したボリューム感ある筋肉が目を引く好馬体。後肢は父ディープインパクトと似た「斜尻直飛」の構造で、真っ直ぐに伸びた飛節からは優れた持続力を感じさせる。胴周りにも程よい伸びがあって、一瞬の切れよりも長く良い脚を使う展開が合っている。前走の新潟記念はスタートで遅れたが、鞍上が素晴らしいリカバリーで2着に好走。今回もスタートさえ決まれば、直線の長いコースでも粘り腰を発揮して不思議ない。前走時との直接比較はできないが、やや余裕のある体つきだった七夕賞時と比較してムダ肉無く仕上がっており、毛艶も黒光りしている。状態はかなり良さそうで、休み明けでも不安なし。

スカーレットカラー

(牝5、栗東・高橋亮厩舎)

ヴィクトワールピサ
ヴェントス
母父ウォーエンブレム
通算成績20戦3勝
重賞勝利 19年アイルランド府中牝馬(G2)
連対時
平均馬体重
455kg (最高:490kg)
(最低:436kg)
前走時馬体重474kg
POINT
背中の短さが目立つシルエットで、腹側のラインが後躯に向かって引き締まった瞬発力タイプの造り。飛節は「くの字」に折れている曲飛で、後肢の回転が速く、胴の造りと相まって一瞬の加速力は相当なモノを秘めている。馬群を一気に割るような競馬も可能で、切れ味が活きる展開になれば出番がありそう。先行馬が少なくスローになりそうなメンバー構成はこの馬にとって好材料と言えるだろう。一度使って更に引き締まってきそうな雰囲気を残しつつも、休み明けとすれば上々のコンディション。毛艶、馬体の張りが良く、力は出せる状態にありそうだ。

ダイワキャグニー

(セ6、美浦・菊沢厩舎)

キングカメハメハ
トリプレックス
母父サンデーサイレンス
通算成績25戦8勝
重賞勝利 20年エプソムカップ(G3)
連対時
平均馬体重
494kg (最高:502kg)
(最低:484kg)
前走時馬体重498kg
POINT
ガッシリとした筋肉質な体型で、特に目立つのは後躯。横幅が広く容量の大きなトモに立派な筋肉が付いていて、キングマンボ系の特徴と言える馬体構造だ。父キングカメハメハも同様にトモの大きさが目立つ馬だったように、父方の血統が発現した馬体と言える。大きな推進力を生み出せる馬体構造で、スピード決着向き。筋肉量が多いため1800mのほうがより優れたパフォーマンスを出せそうだが、2000mは十分こなせる範囲。去勢後も馬体は萎むことなく、豊富な筋肉量をキープ。前走時の仕上がりがかなり良かったので大きな上積みはないものの、良い意味で状態は平行線といったところ。
今週のイチオシ

ダノンキングリー

(牡4、美浦・萩原厩舎)

ディープインパクト
マイグッドネス
母父Storm Cat
通算成績10戦5勝
重賞勝利 20年中山記念(G2)
19年毎日王冠(G2)
19年共同通信杯(G3)
連対時
平均馬体重
453kg (最高:458kg)
(最低:450kg)
前走時馬体重456kg
POINT
背中が短く、腹側のラインが長く後躯に向かって引き締まった体型。前後にまとまりを感じさせるフォルムで、溜めて切れる一瞬の末脚が最大の武器。スピードがあるので春は先行する競馬も見せていたが、本質的にはじっくりと運んでこそ持ち味が活きてくるはずだ。高速決着に良績を残しており立ち姿自体もマイラー色が強いものの、今開催の東京芝のコンディションと状況が近い16年ではマイル実績馬が上位を独占。今年の馬場なら十分にやれていい。安田記念よりも筋肉のボリューム感、張りが良化しており、もう一段階パワーアップした印象。休み明けでも薄っすらと肋骨が浮き上がり太め感は皆無。毛艶も非常に良く、文句無しの好仕上がりと言えるだろう。

ダノンプレミアム

(牡5、栗東・中内田厩舎)

ディープインパクト
インディアナギャル
母父Intikhab
通算成績12戦6勝
重賞勝利 19年読売マイラーズカップ(G2)
19年金鯱賞(G2)
18年報知杯弥生賞(G2)
17年朝日フューチュリティ(G1)
17年サウジアラビアRC(G3)
連対時
平均馬体重
495kg (最高:508kg)
(最低:476kg)
前走時馬体重506kg
POINT
潜在的な高いスピード能力と、仕掛けてからの鋭い瞬発力が武器で、舞台を問わずに力を発揮できるタイプ。骨格のバランス、筋肉量などが高いレベルで整っており、秘めた能力はこのメンバーの中でも上位。シルエットを見ると高速決着のマイル戦よりも2000mの方が合っていそうで、距離延長は好材料と見ている。以前は頻繁に接着装蹄で出走していたが、前走に引き続き今回も釘で装蹄できているようで、蹄の不安は解消されたと見ていい。休み明けでも1週前時点でムダ肉無く仕上がっており、動ける態勢に整った。欲を言えばもっとトモに迫力が出て来て良いところだが、前走よりは今回の方が好印象。

フィエールマン

(牡5、美浦・手塚厩舎)

ディープインパクト
リュヌドール
母父Green Tune
通算成績10戦5勝
重賞勝利 20年天皇賞(春)(G1)
19年天皇賞(春)(G1)
18年菊花賞(G1)
連対時
平均馬体重
482kg (最高:490kg)
(最低:476kg)
前走時馬体重490kg
POINT
非常にバランスが良い体型で、3000m級のG1で圧倒的な成績を残しているが、馬体のシルエットを見る限り中距離にも十分対応できそうな体型をしている。1分56秒台が出た近2年のような超高速決着では厳しいと見ていたが、今年の東京芝は雨馬場続きで傷みが進んでおり、時計もやや掛かり気味。極端な高速馬場にならなければ地力で好勝負に持ち込める可能性も十分。父ディープインパクト譲りの「斜尻直飛」は理想的な造りと言っても過言では無く、鋭い脚を長く使える構造だ。オールカマーを回避するアクシデントを挟んだものの、ムダ肉無く仕上がっており、筋肉の張りも文句無し。休み明け初戦から力を出せる状態に整った。

ブラストワンピース

(牡5、美浦・大竹厩舎)

ハービンジャー
ツルマルワンピース
母父キングカメハメハ
通算成績14戦7勝
重賞勝利 20年アメリカジョッキーC(G2)
19年札幌記念(G2)
18年有馬記念(G1)
18年新潟記念(G3)
18年毎日杯(G3)
連対時
平均馬体重
530kg (最高:546kg)
(最低:520kg)
前走時馬体重542kg
POINT
馬体重が示す通りの大型馬で、骨格の大きさ、筋肉量ともに豊富。背中と腹側のラインが平行に近く見える体型で、胴周りをゆったりと見せている。飛節の角度は真っ直ぐに伸びた「直飛」であり、いずれも長く良い脚を繰り出すのに適した構造だ。ロングスパートこそこの馬の持ち味で、持続力勝負に強い。東京コース自体は悪くない舞台と言えるが。今回は先行馬が少なく、決め手を要する流れになりそうなメンバー構成。スタートを決めてある程度前目から押し切るような競馬をしたいところ。全体にボリューム感ある立ち姿はいつものことだが、今回は前走よりも引き締まっている雰囲気があり、休み明けでもこの馬の力は発揮できそう。
出走予定馬すべての立ち写真が掲載されるとは限りません。
競馬ラボに掲載されている記事・写真・映像などの無断複製、転載を禁じます。