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※イチオシ馬&各馬の★評価は金曜日に公開します!

弥生賞

チューリップ賞

  • 3/4()夕方発行
    東京スポーツ(弥生賞の予想を掲載)
  • 3/5()14:30頃~
    ラジオ日本「日曜競馬実況中継」午後の部後半
    (中山10~12R)

グランヴィノス

牡3
[栗]友道厩舎

キタサンブラック
ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
通算成績 2戦1勝[1-0-0-1]
前走時馬体重 520kg
詳細
寸評

出走回避
骨量・筋肉量共に豊富で、迫力ある好馬体の持ち主。成長の余地を残しつつも、後躯のボリューム感は現時点でも目を見張るモノがある。飛節はやや曲飛寄りの構造ではあるものの、蹴り込んだ際にはしっかりと伸びる。筋肉の質感は柔軟で、肩関節の可動域も広く、跳びが大きい。四肢・クビも水準以上の長さがあって、中長距離への適性を感じさせるフォルム。3ヶ月ぶりの実戦となるが、1週前の時点で太め感なく引き締まっている。毛艶・筋肉の張りも良好。

グリューネグリーン

牡3
[美]相沢厩舎

レース適性星
仕上がり星
ラブリーデイ
レディーダービー
母父:スペシャルウィーク
通算成績 4戦2勝[2-0-1-1]
前走時馬体重 474kg
詳細
寸評

後肢の飛節がカーブした、折りの深い「曲飛」の構造が特徴的。このような造りをした馬は完歩が小さくなりやすいが、本馬は筋肉の質感や関節の可動域が広いため、体を上手に伸縮させることができている。スタートダッシュは速く、立ち回りが上手なので小回りコースは得意なタイプ。素軽いフォルムでありながら、後躯の半腱半膜様筋にスジがクッキリと浮いているように、筋肉量も豊富。馬体の張りも良く見せていて、初戦から好仕上がり。

トップナイフ

牡3
[栗]昆厩舎

レース適性星
仕上がり星
デクラレーションオブウォー
ビーウインド
母父:スピニングワールド
通算成績 7戦2勝[2-2-1-2]
前走時馬体重 494kg
詳細
寸評

500キロ近い馬格があり、父譲りの筋肉量豊富な力強い馬体。パワータイプでありながら骨格のバランスが整っている。飛節は「曲飛」の構造で機動力に優れており、実績が示しているように小回りコースへの適性は高い。ホープフルS出走時よりも体つきにメリハリが出て、短期間での成長が感じられる。中間の乗り込み量が豊富なこともあり、腹周りはシャープに引き締まっていて、休み明けでも太め感はない。毛艶は前走よりも良く見せており、代謝の良さが伝わってくる。

ワンダイレクト

牡3
[栗]藤岡健厩舎

レース適性星
仕上がり星
ハービンジャー
ワントゥワン
母父:ディープインパクト
通算成績 2戦1勝[1-1-0-0]
前走時馬体重 446kg
詳細
寸評

母ワントゥワンは1600m前後の距離で活躍。その母と骨格の造りは似ていて、胴は詰まり気味。馬体の大きさも近く、筋肉量は本馬のほうが多く見えるくらい。デビューから2000mを2戦使われているが、体型的にはマイル適性が高いタイプ。母譲りの瞬発力を秘めており、前走も直線半ばまで仕掛けを我慢していたように、タメを利かせてこそ良さが出る。時季的なモノで少し冬毛が出ているものの、肌ツヤそのものは悪くない。筋肉も十分に張りが感じられる。

イチオシ馬

レヴォルタード

牡3
[美]手塚厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
バウンスシャッセ
母父:ゼンノロブロイ
通算成績 2戦1勝[1-1-0-0]
前走時馬体重 508kg
詳細
寸評

父エピファネイア似の胴長体型で、四肢も長め。クビもシャープで長さがあり、ストライドも大きいタイプ。前走時508キロと大型馬に分類されるサイズだが、筋肉の付き方はなだらかで、柔軟性がある。今後、距離は延びても問題なく対応できそう。本質的には広いコースが合っている印象も、素軽いフォルムで先行力を秘め、馬体そのものも大物感十分。骨格・筋肉共に良化の余地を残していて、まだまだ成長しそう。筋肉の張りは上々で、現状のベストといえる態勢。3ヶ月ぶりでも体つきは仕上がっている。

やーしゅん
近年の弥生賞勝ち馬は後に菊花賞での好走が目立っており、潜在的な中長距離適性が問われている印象です。今回の出走メンバーの中でも、距離が延びて良さそうなのが本馬。まだ幼い面は残していますが、体調面は問題なし。いきなりの重賞挑戦でも好勝負できると見ています。

キタウイング

牝3
[美]小島茂厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダノンバラード
キタノリツメイ
母父:アイルハヴアナザー
通算成績 5戦3勝[3-0-0-2]
前走時馬体重 432kg
詳細
寸評

やや胴詰まりのフォルムで、背中が短い。腹側のラインは後躯に向かって引き締まっており、伸縮性を感じさせる。後肢の飛節も緩やかにカーブを描き、バネ感十分。瞬発力勝負に強いタイプで、直線が長い阪神外回りコースは末脚を活かせる舞台といっていいだろう。繋ぎは立ち気味で反発力を生み出せる形。荒れた馬場、水分を含んだ馬場も苦にしない。阪神JF時よりも冬毛が抜けて、筋肉の輪郭が明瞭に。肋骨が浮いて見えるように少し細身に映るため、このくらいの馬体をキープできれば。

ダルエスサラーム

牝3
[栗]高野厩舎

レース適性星
仕上がり星
ダイワメジャー
ザズー
母父:Tapit
通算成績 4戦2勝[2-1-1-0]
前走時馬体重 438kg
詳細
寸評

牝馬らしいシャープなフォルムで素軽い立ち姿。430キロ台のコンパクトな馬で、無駄なく筋肉が付いている印象。長躯短背で胴周りにも伸縮性があり、切れ味を秘めている。まだキ甲が伸び切っていないこともあり、後肢のほうが長く見える。骨格的には短距離志向が強め。今後の成長次第で、より短い距離にシフトしていく可能性もあるが、現状の体型ならマイル戦も不安なし。春先の牝馬としては毛艶も良く、馬体の張りも上々。

モズメイメイ

牝3
[栗]音無厩舎

レース適性星
仕上がり星
リアルインパクト
インラグジュアリー
母父:Frankel
通算成績 3戦2勝[2-0-1-0]
前走時馬体重 456kg
詳細
寸評

やや脚が短いこともあって重心は低く、馬体重以上にどっしりとしたフォルム。後躯の横幅が広く、後肢の飛節も折りの深い「曲飛」タイプ。馬体全体の印象として、スピード型のイメージ。デビューから安定した先行力を見せているように、速力を活かした競馬が得意。マイル戦で2勝を挙げているので距離は問題なく対応できそうだが、本質的には短距離志向の強いタイプと見ている。多少冬毛が出ているものの、半腱半膜様筋にスジが浮いているように、筋肉の張りはいい。間隔は詰まるが体を減らしている様子もなく、馬体はキープできている。

ルミノメテオール

牝3
[美]金成厩舎

レース適性星
仕上がり星
エピファネイア
クイーンナイサー
母父:フォーティナイナー
通算成績 2戦2勝[2-0-0-0]
前走時馬体重 442kg
詳細
寸評

胴詰まりの体型で、前後の連動性に優れている印象。前脚は短く、重心もやや前傾。肩のラインも立ち気味。注目すべきは後躯の大腿筋膜で、膨らむように発達していることが分かる。下腿部も膨みが感じられ、全体にスピード能力の高さが伝わってくる馬体だ。マイル戦への距離延長がポイントも、胴周りを見る限りは切れ味も秘めており、タメさえ利けばこなせるはず。潜在能力はかなり高い。トモの張りも1週前の時点で良好、力を出せる態勢に整った。

レミージュ

牝3
[栗]松永幹厩舎

レース適性星
仕上がり星
キズナ
バイコースタル
母父:Gone West
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 436kg
詳細
寸評

骨格のバランスに対して後肢は長めで、430キロ台の馬格の割に跳びが大きい。後肢と対比して前脚が短いため、走行時のフォームは前重心。フォルムも素軽く、本質的には綺麗な馬場のほうが合っている。余分な肉が少なく引き締まった体つきで、2000m以上の距離が合っているタイプ。心肺機能の高さが持ち味で、マイル戦でのスピード勝負に対応できるかがカギ。冬毛がやや伸びているのは前走時同様。体つきも変わった印象はなく、いい意味で状態は平行線。

イチオシ馬

ドゥーラ

牝3
[栗]高橋康厩舎

レース適性星
仕上がり星
ドゥラメンテ
イシス
母父:キングヘイロー
通算成績 4戦2勝[2-0-0-2]
前走時馬体重 470kg
詳細
寸評

長躯短背の理想的なフォルムで、骨格のバランスがいい。四肢をスラっと見せていて、1800m重賞勝ちも納得の体型。阪神JFは着外に敗れたが、マイル戦が短すぎる印象はなく、脚の長さからも広い阪神外回りコースは本来合っている舞台といえそう。胴にまとまり・伸縮性があって、溜めが利けば上がり勝負にも対応はできるはず。前走時も休み明けながら太め感なく仕上がっていたが、今回も体つきはスッキリ。腹周りは引き締まっていて、後肢の下腿部には血管が浮くほど筋肉の張りも良い。毛艶も光沢があって、見た目にも好調度が伝わってくる。

やーしゅん
骨格のバランスが整っている好馬体の持ち主。前走は同舞台で着外に敗れましたが、体型的にはむしろ広い阪神外回りコースは合う印象。今回は休み明けから毛艶・筋肉の張りは抜群。状態面の良さも伝わってくるだけに、巻き返しは必至です。
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