
元騎手という視点から最新競馬ニュースを大胆解説。愛する競馬を良くするために、時には厳しく物申させていただきます。週末重賞の見所と注目馬もピックアップ!
熟成ワインな2人
2026/8/26(水)
皆様、こんにちは!大盛り上がりを見せた甲子園は智弁和歌山高校が優勝し、幕を閉じました。最後まで熱い戦いに損得なしの100パーセントで挑む高校球児達のプレーは胸を熱くさせてくれました。ありがとうございました!

先週の競馬はWASJにキーンランドCで競馬界の5爺(G)に入っている武豊ちゃんに横山典ちゃんが熟した芳醇なワインのような美技で、ファンの皆を酔わせてくれました。
WASJは典ちゃんが優勝を決めましたが、ここ一番の技術は天下一品で、最終戦では思わず典ちゃんイケッ!と叫んでいました。力が落ちても、その分は積み上げた技術と経験、挑む心が強くなっての優勝は『まだまだ辞められないね!』の言葉に全てが詰まっていたと思います。
キーンランドCでは豊ちゃんとサウンドモリアーナが勝利しました。ペースが遅かったとはいえパンジャタワーを抑えての勝利は価値があります。次走はペースが上がった時にどこまで対応できるかですが、これもまたレジェンドの腕に期待したいと思います。

楽しかった夏競馬も中京・新潟は今週で最後となります。そんな新潟では名物新潟記念が行われます。最近では3歳馬の秋前の緒戦に選ばれることも増えてきたレースで注目が集まります。
まずは3歳マイル王ロデオドライブが2000mで始動します。初距離だけに不安は残りますがルメールなら保たせてくるだろうと感じてしまいます。あとは斤量がどうか。ダノンシーマはまだ底を見せていないだけに楽しみ。3歳馬ゾロアストロの始動などにも期待して夏を締めくくりましょう!
プロフィール

松田 幸春 - Yukiharu Matsuda
北海道生まれ(出身地は京都)。1969年騎手デビュー。通算成績は3908戦377勝で、その中にはディアマンテ(エリザベス女王杯)、リニアクイン(オークス)、ミヤマポピー(エリザベス女王杯)など伝説の名馬の勝利も含まれる。1987年にアイルランドの研修生として日本人騎手では始めて海外の騎乗を経験しており、知る人ぞ知る国際派のパイオニア。1992年2月の引退後は調教助手に転じ、解散まで伊藤修司厩舎の屋台骨を支え、その後は鮫島一歩厩舎で幾多の名馬を育て上げた。時代を渡り歩いた関西競馬界の証人であり、アドバイスを求めに来る後輩は後を絶たない。




