【京成杯AH】1週前 復活のサダムパテック「あとはハンデ」

4日、京成杯AH(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。サダムパテック(牡6、栗東・西園厩舎)は助手を背に坂路での調整。一杯に追われて時計は4F52.0-37.7-24.8-12.6秒をマーク。前走からの好調を維持しており、激走の疲れは全く見られない。

「前走後は予定通りに放牧で調整。帰厩後も順調にこれたし、今週もいい時計で動いていたね」と西園正都調教師も好感触の様子。初出走となる新潟コースも「差しも決まっているし、条件はいいんじゃないかな」と歓迎。「あとはハンデがどうかだね」と唯一の不安を口にした。

もともと走りにムラがあるタイプで、近走は不振が続いていたが、前走の中京記念では豪快な差し切り勝りV。上がり最速をマークし、2011年のマイルCS以来となる勝利を挙げた。秋の大舞台を見据え、G1ホースが連勝で完全復活を証明する。