【セントウルS】1週前 エーシントップ ラストの伸び強烈!

3日、セントウルS(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。エーシントップ(牡4、栗東・西園厩舎)は助手を背に開門直後の坂路へ向かうと、単走ながら終いまでビッシリと追われる意欲的な内容で4F53.7-37.7-24.0-12.0秒を記録。後半2Fはいずれも12秒フラットのラップを刻み、早くも臨戦態勢はバッチリと思わせる動きだ。

「放牧から太めなく戻ってきたよ。猫みたいに大人しかった」と蔵之下調教助手は笑いながら帰厩当初の様子を振り返るが、追い切りの内容に話題が及ぶとさらにトーンアップ。

「ひと追いごとにピリッとしてきた。今週の追い切りでもう一段階、仕上げも進むんじゃないかな」と、ここまでの調整過程に納得の表情。

重賞2勝の実績も、昨年の暮れからは凡走が続いたエーシントップ。しかし、初の1200m戦となった前走の高松宮記念では果敢にハナを切り4着と健闘。復調の兆しを見せていただけに、秋初戦から好スタートを切りたいところだ。