【京成杯AH】ブレイズアトレイル順調!「良馬場ならさらに……」

10日、京成杯AH(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ブレイズアトレイル(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は助手が騎乗してCWコースで単走。終始馬場の外目を回り、直線だけシッカリと追われる内容で6F84.8-67.2-52.2-38.4-12.5秒を計時。目立った時計こそ出なかったが、連戦の疲れやデキ落ちは見られない。

「単走だとあまり動かないタイプだし、こんなものでしょう。先週の坂路追いは良い動きだったし、体調は良いですよ」と仲田調教助手。今年は勝ち星こそ挙げられていないが、常に勝ち馬から0秒4差以内で走破しており、重賞戦線でも通用する姿を見せている。

サマーマイルシリーズでも中京記念4着、関屋記念5着と善戦中。「前走は稍重馬場でも頑張ってくれました。良馬場ならさらに動けるでしょう」と色気を隠さない。重賞初制覇、そして大逆転でのシリーズ優勝に向けて、陣営の気運は高まるばかりだ。