【神戸新聞杯】1週前 ウインフルブルーム「このひと追いでどこまで」

17日、神戸新聞杯(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。3歳馬の晴れ舞台・ダービーでは無念の出走取消となり、ここが復帰初戦となるウインフルブルーム(牡3、栗東・宮本厩舎)は柴田未崎騎手(レースでは柴田大知騎手が騎乗予定)を背にCWコースで帰厩後初となる速い攻めを消化。単走で一杯に追われ、6F79.7-65.4-51.5-39.0-13.2秒を計時した。

宮本博調教師は「帰厩したばかりだけど、脚元も問題ないし、順調ですよ。今週が初めての追い切りだったし、目一杯にやっておきました」と経緯を説明。

ラスト1Fが13.2秒とやや甘くなってしまったが、全体の時計はマズマズで、何より終いまでビシビシやれたのは好材料。指揮官も「最後はいっぱいになったけど、このひと追いでどこまで上昇してくるかな」と、ここからの変わり身に期待を寄せている。

重賞タイトルこそないが、昨夏のデビューから堅実な走りで馬券圏内を外しておらず、G1の皐月賞、朝日杯FSでともに3着に入った世代屈指の実力馬。最終追い切りの動きが注目となりそうだ。