【秋華賞】最内突き抜けショウナンパンドラV!ヌーヴォ届かず2着

10月19日(日)、4回京都5日目11Rで第19回秋華賞(GⅠ)(芝2000m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の3番人気・ショウナンパンドラ(牝3、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.0(良)。

2着にはクビ差で1番人気・ヌーヴォレコルト(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には1馬身1/4差で4番人気・タガノエトワール(牝3、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

ペイシャフェリスがハナを主張。離れてリラヴァティ、ハピネスダンサー、バウンスシャッセらが追走。先行勢から間が空いてショウナンパンドラが位置し、ヌーヴォレコルトはそれを外に見る形でレースを展開。
4コーナー手前から早めに進出を開始したショウナンパンドラは、直線では狭い間を割って内から抜け先頭。大外から懸命に迫ったヌーヴォレコルトをクビ差退け、先頭でゴールを駆け抜けた。

勝ったショウナンパンドラはかねてより期待を集め、3月のフラワーCでは1番人気に支持(5着)されていた。素質馬が夏を越して成長。今回は当時以来となる浜中騎手の手綱さばきに導かれ、重賞初勝利を見事G1で飾った形に。また管理する高野友和調教師も、重賞初勝利がG1のビッグタイトルとなった。

馬主は国本哲秀氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+神から全ての贈り物を与えられた女(ギリシャ語)」。

【浜中俊騎手のコメント】
「最後は外からヌーヴォレコルトが見えたので、何とか残してくれ、と思いながら追いました。スタートがスムーズでしたので、理想的に、内をロスなく進めました。もともと期待は高い馬でしたけど、夏を越してパワーアップしたことを調教でも感じていましたし、強くなりましたね」

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ショウナンパンドラ
(牝3、栗東・高野厩舎)
父:ディープインパクト
母:キューティゴールド
母父:フレンチデピュティ
通算成績:9戦3勝
重賞勝利:
14年秋華賞(G1)

ショウナンパンドラ

ショウナンパンドラ

ショウナンパンドラ

ショウナンパンドラ

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