【菊花賞】トーホウジャッカル超速レコードV!史上最速菊制覇

10月26日(日)、4回京都7日目11Rで第75回菊花賞(GⅠ)(芝3000m)が行なわれ、酒井学騎手騎乗の3番人気・トーホウジャッカル(牡3、栗東・谷厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:01.0(良)のレコード。

2着には半馬身差で4番人気・サウンズオブアース(牡3、栗東・藤岡健厩舎)、3着には3馬身半差で7番人気・ゴールドアクター(牡3、美浦・中川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたワンアンドオンリー(牡3、栗東・橋口厩舎)は9着に敗れた。

サングラス、シャンパーニュ、マイネルフロストらが先行。トゥザワールド、ゴールドアクターらと併走する形でトーホウジャッカルは好位のインからレースを進め、その外にワンアンドオンリーが付ける展開に。
トーホウジャッカルは2周目3コーナーの下りからスパートを開始し、直線では早め先頭に立つと、中団待機からラチ沿いを突いて迫るサウンズオブアースを半馬身差凌ぎ切り、先頭でゴールを駆け抜けた。

ワンアンドオンリーは4コーナーから満を持して追い出されるも、他馬の伸びに屈し見せ場なく敗戦。2番人気のトゥザワールドは最後の直線でズルズルと失速し、16着に終わった。

勝ったトーホウジャッカルは今年の日本ダービー前日にあたる5月31日にデビュー。デビューから149日での菊花賞制覇は史上最速記録となる。半姉にはCBC賞を制するなどスプリント戦線で活躍するトーホウアマポーラがいる血統だが、当馬は徐々に距離を延ばしながら素質を開花。前走の神戸新聞杯3着をステップに、見事菊の大輪を咲かせた。走破タイムの3:01.0は、ソングオブウインドが2006年の菊花賞でマークした3:02.7を大きく更新するレコードタイム。

鞍上の酒井学騎手はデビュー17年目で初のクラシックのタイトルを獲得。管理する谷潔調教師は2002年ダイヤモンドS(キングザファクト)以来の重賞勝利を、嬉しいG1初制覇で飾った。

馬主は東豊物産株式会社、生産者は日高町の竹島幸治。馬名の意味由来は「冠名+ジャッカル」。

菊花賞の結果・払戻金はコチラ⇒

トーホウジャッカル
(牡3、栗東・谷厩舎)
父:スペシャルウィーク
母:トーホウガイア
母父:Unbridled’s Song
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
14年菊花賞(G1)

トーホウジャッカル

トーホウジャッカル

トーホウジャッカル

トーホウジャッカル

トーホウジャッカル

トーホウジャッカル


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。