ボスの甥っ子 シンラバンショウが逃げ切りV…東京新馬

11月16日(日)、5回東京4日目4Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の3番人気・シンラバンショウ(牝2、美浦・新開厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.3(良)。

2着には3/4馬身差で4番人気・シンボリゴッホ(牡2、美浦・菊川厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・パンデイア(牝2、美浦・加藤征厩舎)が続いて入線した。

シンラバンショウが好スタートからハナを主張し、シンボリゴッホ、シャイントラベラーなどが追走。人気のパンデイアは大きく出遅れる。道中ではシンラバンショウがマイペースで逃げ、馬群は縦長の展開に。楽な手応えで直線を向くと、一気に後続との差を広げる。好位から脚を伸ばしたシンボリゴッホ、後方から追い込んできたパンデイアに影を踏ませず、シンラバンショウが鮮やかに逃げ切った。

勝ったシンラバンショウは近親にNHKマイルCなどを制し、来週のマイルCSにも出走予定のグランプリボスがいる血統。
馬主は株式会社グリーンファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「森羅万象。母名より連想」。

1着 シンラバンショウ(新開幸一調教師)
「調教でも素軽く動けていました。いいスピードがあります。ハナを切るかたちになりましたが、最後までしっかり走ってくれましたね。距離はマイルまで大丈夫。小さな馬ですし、次走はしばらく様子を見たうえで決めますが、今後に楽しみがふくらみますよ」

3着 パンデイア(北村宏騎手)
「直前の調教でもそうだったが、ゲートで敏感。扉が開いたら驚き、下がる感じだった。直線はいい脚を使っているし、レース慣れすれば」

6着 ポムフィリア(勝浦騎手)
「癖もなく、素直な馬。道中の感触は良かったが、最後に止まってしまった。もっと力を付けていく必要があるね」

7着 モリトプリマ(吉田豊騎手)
「乗りやすったし、いいものは伝わってきた。使っていけば変わるよ」

9着 コスモセブン(柴田大騎手)
「力んでしまい、ためをつくれません。口が利きませんので、そこから直してかないと」

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シンラバンショウ
(牝2、美浦・新開厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:ミスティフォレスト
母父:ジャングルポケット

シンラバンショウ

シンラバンショウ

シンラバンショウ

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