最軽量の8歳馬ダノンプログラマーがオープン初V…オーロC

11月16日(日)、5回東京4日目11Rでオーロカップ(芝1400m)が行なわれ、国分優作騎手騎乗の13番人気・ダノンプログラマー(セ8、栗東・千田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.2(良)。

2着にはクビ差で1番人気・カオスモス(牡4、栗東・森厩舎)、3着にはクビ差で2番人気・サトノルパン(牡3、栗東・村山厩舎)が続いて入線した。

人気の一角、サトノルパンがスタートで出遅れ。内から押してサクラゴスペルがハナを切り、コウヨウアレスは控えて2番手。マイネルディアベル、ショウナンワダチ、サンディエゴシチー、プリンセスメモリーが続き、出遅れたサトノルパンは後方から3~4番手のポジション。1番人気のカオスモスは中団から徐々にポジションを押し上げて好位へ上がっていく。
直線に入り、軽快に逃げるサクラゴスペルをラスト1Fでカオスモスが交わして先頭。そこへエンジンが掛かったサトノルパンが迫り、人気2頭のワンツーフィニッシュかと思われたが、最後方にいたダノンプログラマーが更に勢い良く伸び、ゴール寸前で2頭を差し切ってゴール。8歳秋にしてオープン初勝利を挙げた。

勝ったダノンプログラマーは、ベガ、アドマイヤベガ、アドマイヤドンらが出ている名門牝系出身。終い一手の極端な脚質からオープン入り後はなかなか成績がしなかったが、前2走はメンバー最速の上がりを叩き出していて、ここもメンバー最速の上がりをマーク。最軽量のハンデも味方して嬉しいオープン初勝利となった。

馬主は株式会社ダノックス、生産者は追分町の追分ファーム。馬名の意味由来は「冠名+馬主の業務より連想」。

1着 ダノンプログラマー(国分優騎手)
「毎回、いい脚を使っていましたし、この馬の競馬に徹しました。いいときに乗せてもらいましたよ。8歳でも元気です。気持ちも走るほうへ向いていました」

2着 カオスモス(R・ムーア騎手)
「イメージどおりに運べたが、直線では競っていた馬が早めに失速。最後は左にもたれてしまい、追いづらかった。そのぶん、交わされてしまったよ」

3着 サトノルパン(川島信騎手)
「直線に向いたらしゅっと伸び、交わせる手応えだったのですが、最後にもたれてしまった。もったいない競馬となりましたね」

4着 アルフレード(吉田豊騎手)
「最後はよく伸びている。もう少し前で競馬をしたかったね」

5着 ショウナンワダチ(北村宏騎手)
「もう少し我慢が利けば。でも、馬群を抜けてきたし、そう差のない競馬はできている。この条件は合っているよ」

6着 ニシノビークイック(熊沢騎手)
「直線でうまくさばけなかったのが痛いね。この舞台は向いているよ」

8着 サクラゴスペル(横山和騎手)
「追って体を硬くする傾向にあるので、ふわっとしたリズムで競馬をしました。最後に頭を上げてしまうあたりが解消すれば」

11着 コウヨウアレス(石橋脩騎手)
「速いペースの2番手。きつい競馬になり、最後はおつりがありませんでした」

オーロCの結果・払戻金はコチラ⇒

ダノンプログラマー
(セ8、栗東・千田厩舎)
父:ウォーエンブレム
母:クリックヒア
母父:サンデーサイレンス
通算成績:38戦6勝

ダノンプログラマー

ダノンプログラマー

ダノンプログラマー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。