京成杯勝ちのプレイアンドリアルが復帰叶わず引退に

今年の京成杯の勝ち馬プレイアンドリアル(牡3、川崎・河津裕厩舎)が、競走馬登録を抹消していたことが明らかとなった。

同馬は昨年8月に門別競馬場でデビュー。ホッカイドウ競馬所属のまま、東京スポーツ杯2歳Sに挑むと、レコード決着の中でイスラボニータからタイム差なしの2着に好走。今年初戦の京成杯では2馬身差をつけ、重賞初制覇を飾った。
しかし、その後に右前けい靭帯炎を発症。復帰を目指したが、懸命のケアの甲斐もむなしく、クラシック出走は叶わず引退の運びとなった。今後は北海道恵庭市のすずらん乗馬クラブで乗馬になる予定。

馬主は岡田繁幸氏、生産者は新冠町の森牧場。馬名の意味由来は「祈り+現実」。

プレイアンドリアル
(牡3、川崎・河津厩舎)
父:デュランダル
母:シルクヴィーナス
母父:ティンバーカントリー
通算成績:5戦3勝
(JRA通算:2戦2勝)
重賞勝利:14年京成杯(G3)

プレイアンドリアル

プレイアンドリアル

プレイアンドリアル