9番人気のミナレット&ルーキー石川が逃げ切りV…ターコイズS

12月7日(日)、4回中山2日目11RでターコイズS(芝1600m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の9番人気・ミナレット(牝4、美浦・大和田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:33.7(良)。

2着にはクビ差で3番人気・マーブルカテドラル(牝3、美浦・上原厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・メイショウスザンナ(牝5、栗東・高橋忠厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレイカーラ(牝5、美浦・堀厩舎)は9着に敗れた。

クラウンロゼがハナを主張するかに見えたが、ミナレットがそれを制し、先頭へ。サクラプレジールが2番手、下がったクラウンロゼが3番手集団を率いるかたちで向こう正面を駆け抜ける。ミナレットが主導権を握ったまま、レースは最後の直線。ラクな手応えから一気に抜け出しリードを奪うと、そこから粘り込みを図る。最後は内からマーブルカテドラルの強襲を受けたが、なんとかクビ差凌ぎ切り1着で入線。3着争いも接戦となったが、メイショウスザンナが後続を退けた。

勝ったミナレットは中山のマイル戦を得意としており全8戦で、6度掲示板に入っている。鞍上の石川騎手とは初コンビだったが、息の合った騎乗で勝利を収めた。馬主は有限会社ミルファーム、生産者は新ひだか町のキヨタケ牧場。馬名の意味由来は「イスラム様式のモスクを取り囲む塔」。

1着 ミナレット(石川騎手)
「スタートも上手く出ましたし、その後もマイペースで上手く運べました。最後も馬がよく頑張ってくれました。とにかくハンデ50キロを存分に生かすことが出来ました」

2着 マーブルカテドラル(後藤騎手)
「久々にこの馬らしさを見せられたかと思います。走りのリズムが崩れるとそれが成績に響きますが、リズムを崩さず走れればやれますね。今日はこのペースで外を回しても仕方がないので内を狙いましたが、上手く1頭分のスペースがあきました。最後も良い脚を使ってくれました」

3着 メイショウスザンナ(丸田騎手)
「枠なりの競馬をしました。ペースが遅い中、スムーズに捌いて来られましたし、よく頑張っています」

4着 アミカブルナンバー(鈴木康調教師)
「このペースですし、外を回すと間に合わないということで内を突く形になりましたが、上手くあきませんでしたね。それでも前残りの展開でよく頑張っていますよ」

5着 フレイムコード(丸山騎手)
「もう少し自分から動ける形の方が良いんですけどね。周りが速いとあの位置からになってしまいます。今日は逃げ馬のペースになりましたし、自分から行っていればまた違ったと思います」

5着 ノボリディアーナ(三浦騎手)
「ゲートは出ましたが、周りが速くてあの位置からになりました。初めて馬群で競馬をしたことで、少し気を遣いながら走っていた感じがします。最後も頑張っていますし、先に繋がる経験が出来たと思います」

9着 レイカーラ(石橋脩騎手)
「ゲートの中で落ち着き過ぎていて、ポコッと出る形になりました。今日はペースも遅く、展開が向きませんでした」

ターコイズSの結果・払戻金はコチラ⇒

ミナレット
(牝4、美浦・大和田厩舎)
父:スズカマンボ
母:ノワゼット
母父:ウォーニング
通算成績:30戦5勝

ミナレット

ミナレット

ミナレット

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