直線突き抜けホームゲームが1馬身半差V…中山新馬

1月11日(日)、1回中山4日目3Rで3歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、江田照男騎手騎乗の4番人気・ホームゲーム(牝3、美浦・蛯名厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:14.7(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・ルフレ(牝3、栗東・牧田厩舎)、3着には半馬身差で10番人気・サノモモ(牝3、美浦・中野栄厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアベックモア(牝3、栗東・今野厩舎)は5着に敗れた。

横一線のスタートからハナに踊り出たのはルフレ。人気のジョウノチェリー、ホームゲーム、アベックモアもすかさず続く。前半2ハロンを通過したあたりでジョウノチェリーが大きく後退するアクシデントもあった中、ホームゲームは下がって2番手集団に待機。
一旦は2馬身ほどリードをとったルフレを目掛け、アベックモアらもスパートをかけたが、先行勢の脚色に陰りが出始め、ゴール前は我慢比べの様相に。そこからホームゲームが脚を伸ばすと、ルフレをとらえて差し切りを決めた。

勝ったホームゲームは2013年の北海道サマーセールにおいて、157万5000円で落札。おじに南関東の重賞ウィナーのガンマーバーストがいる。
馬主は平川浩之氏、生産者は新ひだか町の畠山牧場。馬名の意味由来は「ホームの応援を背に有利に試合を進める」。

1着 ホームゲーム(蛯名利弘調教師)
「物見したりせず、集中してくれますので、ジョッキーには『ハナへ行ってもいい』と伝えていました。追って味があると見ていましたしね。思ったとおり、しっかり走ってくれました。ダート向きですし、カリッとした気持ちだけに、短いところがいいですよ」

3着 サノモモ(津村騎手)
「真面目な馬です。これから体が増えてくれれば」

4着 ライクエグザイル(内田博騎手)
「芝とダートの切れ目でジャンプしたりする若さを見せたが、よくがんばって走っていた。レース慣れすれば。これからの馬だよ」

8着 プリエルトウショウ(石橋脩騎手)
「外枠からスムーズな競馬ができました。気が良く、自ら進んでいけましたし、走りは上々でしたよ」

9着 ペルージャ(長岡騎手)
「最後に脚を使えませんでしたが、流れには乗れました。これから力を付けてきます」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ホームゲーム
(牝3、美浦・蛯名厩舎)
父:オレハマッテルゼ
母:シルクマイホーム
母父:Storming Home

ホームゲーム

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