【東海S】コパノリッキー、ナムラビクターら16頭が登録

1月25日(日)、1回中京4日目に行われる第32回 東海S(G2)(4歳上 国際 指定 別定 ダート1800m)の特別登録馬16頭が発表された。

昨年、フェブラリーSをしんがり人気で優勝し、一気にダート戦線の主役に躍り出たコパノリッキー。しかし、今回と同舞台だったチャンピオンズCでは自分の競馬ができずに12着と完敗を喫した。新パートナーに武豊騎手を迎え入れ、気持ちを新たにダート界の頂点を目指す。

ナムラビクターはチャンピオンズCで勝ち馬と0秒1差の2着に入り、能力の高さを改めて示した。小牧太騎手に乗り替わってからは掲示板を外すことなく、安定感が増した。気性面を上手くコントロールできれば、ここでも好勝負は必至だ。

8歳を迎え、能力にも若干の陰りが見え始めたニホンピロアワーズ。しかし、昨年の覇者としてここは負けられない一戦となる。実績や経験では他の追随を許さない大ベテランが健在ぶりをアピールできるか。

前走は10着と不本意な結果に終わったインカンテーションは巻き返しを誓う。行って良し、控えて良しの競馬で昨秋は3連勝も記録した。全7勝の内、5勝は左回りで挙げており、勝ち負けまで狙える1頭であることは間違いない。

ランウェイワルツも侮れない存在だ。ここ6走は連続して複勝圏に食い込んでおり、確実に力を付けてきている。しかし、上位争いだけではもう満足できない。勝ち切ることで一つカベを破りたいところだ。

他にも昨年の2着馬グランドシチーやマーチS勝ちのソロルなど、面子は出揃った印象。1か月後に控えるフェブラリーSの前哨戦は今年のダート戦線を大きく占う一戦となる。
なお、1着馬にはフェブラリーSの優先出走権が与えられる。登録馬は以下の通り。

アイラブリリ 54
イッシンドウタイ 56
インカンテーション 56
グラッツィア 56
グランドシチー 56
グランプリブラッド 56
コパノリッキー 58
ソロル 56
タイムズアロー 56
トウシンイーグル 56

ナムラビクター 56
ニホンピロアワーズ 57
マイネルクロップ 56
マイネルバイカ 56
マーチャンテイマー 54
ランウェイワルツ 55

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