【1回東京】ザハッピエスト…小平奈由木の注目新馬レポート

ザハッピエスト
(牝3、美浦・堀厩舎)
父:ディープインパクト
母:フェリシア
母父:グラスワンダー

稀代のスーパーホースであり、スタリオン入りしてからも日本競馬を牽引するディープインパクトの産駒。史上最速のスピードで勝ち鞍を量産している。昨年は自己最高となる232勝をマークし、3年連続のリーディングサイアーに輝いた。ハープスター(桜花賞)、ミッキーアイル(NHKマイルC)、ショウナンパンドラ(秋華賞)がG1を奪取した現3歳に続き、この世代でもショウナンアデラ(阪神JF)、ダノンプラチナ(朝日杯FS)が2歳の頂上決戦を制覇。今春のクラシックへも大挙して臨むこととなろう。

母フェリシア(その父グラスワンダー、2勝)はフェアリーSに優勝。ファルコンSでも2着した快速馬である。祖母フェルモイ(英2勝)の半妹にあたるグヴィンが英ダービーを制したプールモワの母。馬主を対象とした社台グループオーナーズに募集総額3000万円でラインナップされた。

追分ファーム・リリーバレーで体力アップが図られ、10月3日、美浦に入厩。22日のゲート試験をパスすると、いったん山元トレセンに移って乗り込みを重ねた。1月16日の帰厩後は順調に追い切りを消化。飼い食いの細さに配慮し、速いタイムは求めていないものの、先週も古馬1000万下のオコレマルーナと併入。仕上りは上々であり、終始、楽な手応えで動けている。

2月14日(土)、東京の芝1600mに向かう。岩田康誠騎手に依頼している。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。