トピックスTopics
【フェブラリーS】3度目の正直なるか インカンテーション
2015/2/18(水)
18日、フェブラリーS(G1)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。インカンテーション(牡5、栗東・羽月厩舎)は助手を背にCWコースで6F84.8-67.2-52.7-39.1-13.4秒をマーク。先週一杯に追われていることもあって、今週はラストで気合を入れる程度だったが、3歳未勝利のサンディークスをねじ伏せるようにゴールした。「先週にしっかりと負荷をかけているので、今週はサッと。ええ、予定通りですよ。輸送すると体が減るタイプですが、今回はそれを気にせずにやるべきことをやってきました。申し分ない仕上がりでいけます」と羽月友彦調教師も悔いのない仕上げに胸を張る。
過去2度のG1挑戦は一昨年のジャパンCダート14着。昨年暮れのチャンピオンズC10着とホロ苦いもの。ただし、チャンピオンズCは1コーナーでスムーズさを欠き、道中もロスの多い競馬で不完全燃焼。それでいて勝ったホッコータルマエから0秒8差なら決して悲観するものではなく、前走の東海Sでは後方から抜けたメンバー最速上がりで3着と地力強化を示した。
今なら2年ぶりとなるマイル戦も全く問題なさそうで「久しぶりのマイルになりますが、スムーズに流れに乗って競馬ができれば」と指揮官もレースを心待ちにしている。
明確な敗因があるチャンピオンズCを除けば、昨夏の休養明け以降のレースぶりは充実そのもの。今回は鞍上を内田博幸騎手にスイッチする苦渋の決断でこのレースを勝ちにきた。G1戦『3度目の正直』となるか大いに注目したい。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/13(月) 【南部杯】盛岡に上がる復活の狼煙。ウィルソンテソーロが1年ぶりのG1制覇!
- 2025/10/13(月) 【スワンS】淀の直線を切り裂く豪脚!オフトレイルが重賞2勝目!
- 2025/10/13(月) 【秋華賞】出走馬格付けバトル!樫の女王が2冠をつかみ取るか、乙女たちの反撃か
- 2025/10/14(火) 【2歳馬情報】ジャパンCを制した女王の仔など、良血馬たちが続々デビュー!
- 2025/10/13(月) 【スワンS】穴馬量産の若武者、老練馬と夢の重賞獲り!
- 2025/10/12(日) 【スワンS】若き才能が秋を駆ける!京都パーフェクトのニュースターコンビ!
- 2025/10/12(日) 【スワンS】2年ぶりの登場!混戦を抜け出すマイスター熟練の技は必見
- 2025/10/12(日) 【アイルランドT】秋に咲いた紫の華!ラヴァンダが重賞初制覇V