様々な課題をクリアしてサトノクラウンが皐月賞へ名乗り

●3月8日(日) 2回中山4日目11R 第52回弥生賞(G2)(芝2000m)

11頭の少頭数ながら7頭が重賞ウイナーという豪華メンバーが揃った皐月賞トライアル・弥生賞。牡馬クラシック一冠目へ勝ち名乗りを上げたのはデビューから無傷の3連勝を決めたサトノクラウン(牡3、美浦・堀厩舎)。距離、コース、緩い馬場、そして再審査が課されたゲート不安も一掃して本番へ向かう。

昨年11月の東スポ杯2歳Sを勝った後はクラシックを見据えてリフレッシュ。美浦に帰厩後は入念にゲート練習を積み、先週は福永祐一騎手が栗東から駆け付けて成長を確認。「前回はゲートに難がありましたが、この中間は厩舎もゲート練習を重ねていましたからね。僕も先週美浦にまで乗りにいったのですが、ずいぶんと落ち着いて、矯正されていました。それでも、レースでは普段しないことをしてしまうこともありますからね」とスタートには気を遣ったようだが、最大の課題をクリアするとスムーズに好位へ取り付いて余裕たっぷりの手応え追走。直線では最大のライバルと目されたシャイニングレイが伸びを欠くのを尻目に、馬場の真ん中を堂々と突き抜ける、文句の付けようがない完勝だった。

「レースは少頭数ということもあり、イメージ通りのポジションで運べました。完成度、操作性は非常に高いですね」と最大級の賛辞。「その乗りやすさと素直さで、今後も良い結果を出してくれるのではないかと思います。今日は賞金面からも勝たなくてはいけないレースではありませんでしたが、結果を残してくれました。引き続きGⅠでもチャンスはあると思います」と本番にも期待を寄せた。

この日は後半3連勝で締めくくり、リーディングのトップにも立った福永騎手。共同通信杯では同じく無敗でリアルスティールを勝利へ導いた。悲願のダービージョッキーへ、その動向も非常に気に掛かるところだ。

サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

サトノクラウン

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