重賞2勝のレインボーペガサスが引退 乗馬に

2008年のきさらぎ賞と2011年の関屋記念を勝ったレインボーペガサス(牡10、栗東・鮫島厩舎)が、3月13日(金)付けで競走馬登録を抹消されたことが発表された。

デビューから3戦は芝に使われ、4戦目のダートで初勝利。続くもちの木賞はレコードで2連勝。全日本2歳優駿は3着と敗れたが、再び芝に挑戦したきさらぎ賞で初重賞制覇を飾り、皐月賞4着、ダービー5着とクラシックでも掲示板に載る活躍を見せた。

秋以降、更なる活躍が期待されるも、脚部不安を発症。6歳夏の関屋記念で2つ目の重賞制覇を成し遂げるが、思うようにレースを使えず、2012年の10月からは2年を超える休養へ。昨年11月の武蔵野Sで復帰を果たし、今年は土曜日の仁川Sへ向けて調整が進められていたが、結局は出走を断念。惜しくも引退となった。今後は三重県名張市の名張トレーニングセンターで乗馬となる予定。
馬主は吉村敏治氏、生産者は浦河町の村下明博氏。馬名の意味由来は「虹の中の天馬」。JRA通算獲得賞金額は1億8420万3000円(付加賞含む)、地方通算獲得賞金は700万円。

レインボーペガサス
(牡10、栗東・鮫島厩舎)
父:アグネスタキオン
母:ギャンブルローズ
母父:デインヒル
通算成績:27戦5勝
重賞勝利:
11年関屋記念(G3)
08年きさらぎ賞(G3)

レインボーペガサス

'11年の関屋記念より 安藤勝己元騎手が主戦を務めた