【スプリングS】厩舎一丸のブラックバゴ「力を出し切れるために」

18日、日曜中山11レース・スプリングS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯2着のブラックバゴ(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F54.5-39.1-25.2-12.7秒をマークした。

【押野助手のコメント】
「前走は道中で他馬と接触して折り合いを欠くなど課題も残りましたが、最後まで頑張ってくれましたし良い内容だったと思います。レース後はだいぶ体力を消耗した感じがありましたけど、放牧でリフレッシュして戻ってきました。
中間は折り合いをスムーズに走れるように、コース調教や縦列にこだわって調整してきました。1週前追い切りも、馬の後ろでずっと我慢させて直線である程度やりました。思ったより上手く折り合えたし、反応も良かったとジョッキーも好感触を掴んでくれました。

今日はムリのない調教をしましたが、道中も力まず折り合っていましたし追い出してからの脚も速かったです。だいぶ体も固まってきていますし、成長していますよ。ひとつずつ課題をクリアしてきていますし、前走よりも上手な競馬が出来るのではないかと思っています。
体型的に長いところが向くかもしれませんが、1800もこなしていますし、成績が安定しているように中山コースも合っていると思います。乗ったジョッキーがみんな、この馬は真面目過ぎると言いますが、そこが短所でもあり長所でもあると思っています。馬が最後まで力を出し切れるための調教を厩舎一丸となってやってきましたし、強いブラックバゴを見せたいですね」

ブラックバゴ

▲坂路での最終追い切りを行ったブラックバゴ


ブラックバゴ