【高松宮記念】ダイワマッジョーレ 矢作芳人調教師一問一答

3月29日(日)に行われる高松宮記念(G1)の共同記者会見が、栗東トレセンにて行われた。
ダイワマッジョーレ(牡6、栗東・矢作厩舎)を管理する矢作芳人調教師の一問一答は以下の通り。

●まだまだ挑戦者の立場

-:本番に向けての最終追い切りが終わりましたが、その指示、ジョッキーが跨がった感触というのはどうだったでしょうか?

矢作芳人調教師:今回は徐々に上げていくという調整をしましたので、今日はある程度、目一杯に近い調教をしましたが、非常に良かったと思います。

-:今の表情が良さを物語っていると思いますが、前走と比べて、という点ではいかがですか?

矢:前走は阪神Cからの臨戦で、それに比べれば多少の上積みはあると思います。ただ、前回も良かったので、大きな上積みと言われるとそれはどうかな、とは思います。

-:明けて6歳となりましたが、先生からは馬の完成度はどのように感じられますか?

矢:難しいなぁ、あの馬は。あまり変わらない馬なので。まぁ、精神的にだいぶ落ち着いてきたのかなという感じはします。

矢作芳人調教師

長いスランプを脱し、感慨深い表情の矢作芳人調教師


-:では、改めまして。前走は快勝となりましたが、あのレースを振り返っていただけますか?

矢:道悪は嫌でしたね。なおかつ、スタートも良くなくて、負けパターンだと思っていたのですが、結果的にはそれも幸いしたのか……。それ以上に状態の良さで道悪を克服してくれたのかなと考えています。

-:特に前走の阪急杯は今回、宮記念に出るメンバーが多く出ていましたので、そういった点でも非常に自信になった、そんなレースではないでしょうか?

矢:でも、G1馬は58(キロ)を背負っていましたので。ウチのは56で、その計算もあって、あのレースに使ったということもありますので、その点ではまだまだ挑戦者の立場だと思っています。

-:週末にいよいよ本番を迎えますが、先生から見て今の中京の馬場状況はどのように感じられますか?

矢:非常に難しい馬場ですね。馬場の適性が出るんじゃないかなという馬場だと思います。ただ、単なるスピードでは押し切れない、たとえ1200でもある程度パワーが必要な馬場ではないかと考えています。

●作戦は名ジョッキーにお任せ

-:今回がダイワマッジョーレにとって初めての1200mということになりますが、その点についてはどうでしょうか?

矢:これが一番聞かれる点ですけども、1200に使うと分かっているわけで、そんな時の自分の考え方としては、不安に思うよりも、むしろ初めての1200で新たな境地が開けないかなと。むしろ適性はここにあったんじゃないかと。そういうポジティブな考え方で、初めての条件に使う時は考えています。

-:その1200m戦。メンバーをご覧になってどうでしょう。ちょっと速くなりそうな、そう見えるのですが?

矢:速くなってほしいですね。

-:ダイワマッジョーレにとってのポイントというのは、どのようなところになりそうですか?

矢:自分の競馬をするしかないと思っています。ただ、1200ですので、スタートはある程度出てほしいなと。あとは名ジョッキーにお任せするだけです。

-:ということは、デムーロジョッキーにある程度任せて、指示は出さずはないかと思いますが、どうなんですか?

矢:いやいや、僕程度がそんな指示なんておこがましいです。馬の特徴も分かってくれていますしね。何も言うことはないです。

-:これまでG1では悔しい思いもあったかと思いますが、ダイワマッジョーレにとっては4度目のG1挑戦となります。改めて抱負を聞かせて下さい。

矢:逆にいうと、よくここに戻ってきてくれたなと思います。ちょっと良くない時期が長かったので。今は非常に良い状態で、良い雰囲気の中、G1に臨めるというのが何よりも嬉しいです。

-:ファンの皆様にメッセージを。

矢:初めての1200という馬が何頭かいて、そういう点でも非常に興味深いレースじゃないかと思います。香港の馬も出ますし、ぜひ当日は競馬場に来て、精一杯応援していただきたいなと思います。頑張ります。