【桜花賞】西の無敗馬クイーンズリングは「希望通り」の7枠13番

4月12日(日)に行われる第75回 桜花賞(G1)の枠順が確定。フィリーズRを勝って3戦無敗の関西馬クイーンズリング(牝3、栗東・吉村厩舎)は7枠13番に入った。

「真ん中より外が欲しいと思ってたし、希望通りですね」と明るい表情を見せた吉村圭司調教師。デビューから大外枠が2戦続いて、前走も18頭立ての17番枠。今回はそれよりも内側にはなるものの、それでも周りの出方をうかがいながらレースを進めることが出来るいい枠を引き当てた。

デビューから3戦のレースぶりには非の打ち所がないが、やはりファンが気になるのは前走での大幅馬体減の影響。木曜日の発表では前走比プラス8キロと回復しており、関西圏での出走なら前走から大きく減ることはなさそう。「ここがピークになるように馬をつくってきた。馬体重も減らなければ大丈夫です。ええ。いい競馬を期待してます」と仕上げに抜かりはない。

近年にはなかった東高西低ムードで、同じマンハッタンカフェ産駒、同じ3戦3勝でも牡馬相手に派手な勝ち方を続けたルージュバックの方にファンの目は向いている。しかし、複数の陣営から「フィリーズRを勝った馬は強い」との声が聞かれ、関係者間での評価は日増しに上昇している。

走り慣れた外枠からのレースで、鞍上も前走と同じこの春からJRAジョッキーとなったM.デムーロ。無敗で桜の女王というシナリオは着々と完成に近づいている。

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