タンタアレグリア勝利逃すも 蛯名は手応え「個性を掴みつつある」

●5月2日(土) 2回東京3日目11R 第22回青葉賞(G2)(芝2400m)

2着 タンタアレグリア(蛯名騎手)
「あまり早く先頭に立ちたくなかったですけど、前の馬が下がってきましたし、ダービー出走の権利を取らないといけないので、早目先頭の形になりました。最後は勝ち馬と馬体を並べる形になれば違ったかもしれませんが、間に一頭挟んでいましたし、相手に出られてしまいましたね。まだ成長の余地がありますよ。自分を含めて、陣営がこの馬の個性を掴みつつあります」

3着 ヴェラヴァルスター(田辺騎手)
「能力がありそうな馬だと思っていました。ペースも速くなかったので、あの位置からになりました。直線は3頭併せの真ん中から、よく割って伸びてくれました。力があるところを見せてくれましたし、まだまだ良くなってきそうです」

4着 ブラックバゴ(戸崎圭騎手)
「道中はかかってしまい、凄かったですけど、それでも最後は伸びていますし、力はありますよ。興奮するところが解消してくれば良いですね」

5着 ミュゼダルタニアン(内田博騎手)
「スタートが良かったですけど、あまりムリすることもないと思って他馬を先に行かせました。1勝馬ですが、よく頑張っていますよ。まだ緩さがありますし、これから成長して来ると思います」

6着 レッドライジェル(柴田善騎手)
「勝ち馬が前にいたので、それを見ながら運びました。勝負どころでついていくときの反応がもうひとつでしたね。性格も良くなってきていますし、これからの馬ですよ」

7着 ティルナノーグ(武豊騎手)
「直線を向いて一瞬脚を使ってくれましたが、最後は同じ脚色になってしまいました。不器用な馬なのでスローペースはキツかったですが、一瞬でもこの馬らしさを見せてくれたのは良かったと思います」

8着 ウェスタールンド(三浦騎手)
「レースを使ってきていますが、まだ体自体に緩さがあります。良い馬なので、ひと夏越えてグングンと成長してきそうな感じがありますね」

タンタアレグリア

これで芝2400m戦は2戦2連対。ダービーへ向けて距離適性をみせているタンタアレグリア


ヴェラヴァルスター

2走前に負かしたタンタアレグリアに競り負け、権利を逃す格好になったヴェラヴァルスター