有馬記念2着トゥザワールド 右前脚の腱に損傷が判明

今春はオーストラリアに遠征を敢行したトゥザワールド(牡4、栗東・池江寿厩舎)が、右前脚の腱を損傷していることが判明。放牧先であるノーザンファームしがらきでの検査にて分かった。今後は北海道に移動し、治療に専念される見込み。

同馬は昨年の有馬記念で、9番人気ながらも2着と健闘し、同じくグランプリで波乱を演出した母トゥザヴィクトリー、全兄トゥザグローリーを彷彿とさせる走りを披露。今年はオーストラリアへと渡り、遠征の初戦となったTHE BMV(G1)では2着と好走したものの、続くクイーンエリザベスS(G1)では12頭立ての最下位に敗れていた。

トゥザワールド
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父:キングカメハメハ
母:トゥザヴィクトリー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:12戦4勝
重賞勝利:
14年弥生賞(G2)