【安田記念】ヴァンセンヌ7枠13番はどう出る「枠は気にならない」

6月7日(日)に行われる第65回 安田記念(G1)の枠順が確定。長期休養を乗り越えて初のG1チャレンジとなるヴァンセンヌ(牡6、栗東・松永幹厩舎)は7枠13番に入った。

入った枠を知った井上調教助手は「ちょっと外かな」と一瞬、苦笑い。「でも、ジョッキーは『枠は気にならない』と言っていましたしね。それに当日の天気、土曜からの馬場の傾向でどっちがいいか分かりませんし。流れに乗っていいタイミングで抜けてこられれば」と最後は力強くコメント。これもデキに自信があるからだろう。

骨折、屈腱炎によって、のべ2年以上の休養を強いられながら、昨秋の復帰以降、6戦4勝、2着2回。500万条件から4連勝で東京新聞杯を制し、前走の京王杯SCも敗れはしたが、抜けた最速の上がりをマークしてアタマ差2着と良血馬が完全に開花した。6歳春、デビュー13戦目にして初めてのG1挑戦。父母から受け継いだ『血』の力があれば、あっさりと頂点に立っても不思議ではない魅力に満ちている。

【安田記念】屈腱炎からの再起!! 超良血馬が遂にG1の舞台へ ヴァンセンヌ
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