【ユニコーンS】ノンコノユメ「これから更に良くなる」

17日、日曜東京11レース・ユニコーンS(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、青竜S1着のノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F71.5-56.0-41.3-13.6秒をマークした。

【浅利助手のコメント】
「前走はいつものようにスタートは後ろからになりましたが、ペースが遅く3コーナー辺りで馬群に取りつけたので良いなと思って見ていました。終いはいつも確実に脚を使うので楽しみにしていましたが、最後はこちらも驚くほどの脚を使ってくれました。

前走後は短期放牧を挟んで、帰厩後は長目を2本乗りました。先週の時点で仕上がっていますし、今週は馬の間に入れる形で闘争心を出させて、スイッチを入れることをテーマに追い切りました。追い切りではいつもシブい感じですが、今日は馬に挟まれていたこともあって反応が良かったですし、前走のときと比べても良いのではないかと思っています。新馬戦の頃は体質に弱さがあって強い調教が出来ませんでしたが、使うごとに強くなってきましたし、今は追い切り後にもしっかりカイバを食べています。だいぶしっかりしてきましたが、まだトモに緩さがありますし完成まではしていません。これから更に良くなる余地があります。

精神面ではまだ幼さがありますが、新馬の頃と比べれば自分からハミを取るようになっていますし成長しています。前走の勝ち方が良かったですし、今回も良馬場でやらせてあげたいですね。どうしてもテンに置かれるので直線の長いコースは良いですし、ゆったりしたコーナーで余裕を持って運べると思います。他に強い馬もいますが、この馬の競馬をしてどこまでやれるかですね」


ノンコノユメ

ノンコノユメ

▲強烈な末脚を武器に重賞Vを狙うノンコノユメ(左)