【ラジオNIKKEI賞】他馬寄せ付けずアンビシャス圧巻の重賞初制覇

7月5日(日)、2回福島2日目11Rで第64回ラジオNIKKEI賞(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・アンビシャス(牡3、栗東・音無厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:46.4(良)。

2着には3馬身半差で4番人気・ミュゼゴースト(牡3、美浦・大江原厩舎)、3着には3/4馬身差で12番人気・マルターズアポジー(牡3、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

先手を主張する馬がおらず、押し出されるようにマルターズアポジーがハナを切る形に。1馬身空けてロジチャリス、今回は前目の手に出たミュゼゴーストが続く。人気のアンビシャスは中団やや後ろ、レアリスタはその前に位置取り3コーナーへ入る。
直線を向くと、前が空くのを待ってアンビシャスが満を持してスパート。そこからは横綱相撲で、他馬を寄せ付けず次元の違うレース運び。トップハンデをものともしなかった。

勝ったアンビシャスは共同通信杯、毎日杯共に3着と世代の一線級とのレースでも好走。当レースがハンデ戦に変更された2006年以降、1番人気馬の連敗が続いていたが、人気に応えてのタイトル奪取となった。
馬主は近藤英子氏、生産者は浦河町の辻牧場。馬名の意味由来は「大望のある」。

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アンビシャス
(牡3、栗東・音無厩舎)
父:ディープインパクト
母:カーニバルソング
母父:エルコンドルパサー
通算成績:6戦4勝
重賞勝利:
15年ラジオNIKKEI賞(G3)

アンビシャス


アンビシャス


アンビシャス


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