評判馬シルバーステート 2戦目で圧巻のレコードV

7月25日(土)、3回中京7日目1Rで2歳未勝利(芝1600m)が行なわれ、福永祐一騎手騎乗の1番人気・シルバーステート(牡2、栗東・藤原英厩舎)が優勝。勝ちタイムの1:34.7(稍重)は、従来の記録を1秒以上も上回る2歳コースレコードとなった。

2着には5馬身差で3番人気・クライシス(牡2、栗東・鮫島厩舎)、3着には2馬身差で2番人気・トウショウジャイロ(牡2、栗東・角田厩舎)が続いて入線した。

スタートでダッシュがつかなかったのはオーバーカム。他馬は横一線のスタートをみせたが、カイソクポリスがハナに立つ展開を、シルバーステート、クライシスらは好位で進む。トウショウジャイロはインから抑え気味に追走。多頭数の16頭立てながら、ほぼ一団となって最終コーナーに差し掛かると、外目からシルバーステートが徐々に進出。クライシスもスパートをかけるが、シルバーステートが直線でも楽々と抜け出すと、その後も独壇場。持ったままで後続を突き放し、レコード勝ちを決めた。
勝ち馬と同じ新馬戦に出走し、3着だったオーバーカム(牡2、栗東・松永幹厩舎)は競走を中止。命運が分かれる結果となった。

勝ったシルバーステートは近親にシックスセンスらがいる血統。調教段階で鞍上の福永祐一騎手もダービーを意識したコメントを発するなど、高い評価を窺わせていたが、新馬戦ではアドマイヤリードからアタマ差2着惜敗。しかし、当時は熱発を起こすなど、順調さを欠いており、ひと叩きした今回は鮮やかなか変わり身をみせた。

馬主は株式会社G1レーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「銀の州、ネバダ州の愛称」。

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シルバーステート
(牡2、栗東・藤原英厩舎)
父:ディープインパクト
母:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
通算成績:2戦1勝

シルバーステート

シルバーステート

シルバーステート


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