トピックスTopics
外から内、そして最後は中 アオイプリンセスが自在脚でV!!
2015/7/28(火)

15年7/26日(日)3回中京8日目5R 2歳新馬(芝1600m)
アオイプリンセス
(牝2、栗東・大久保厩舎)
父:キングカメハメハ
母:シルバートレイン
母父:Singspiel
2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
思わず感心してしまった。M.デムーロJの進路の取りかただ。とにかく難しい中京芝の乗り方かと思う。だいぶ内が荒れて、外へ行く傾向が多い。そんな中で、M.デムーロJは4角を廻った時は馬群の真中あたりを進んでいた。そこから内目に進路を取り、一気に前へと出てくる。そのまま内かと思いきや、ラスト1Fぐらいからジワっと外へ出してきての追い出し。新馬戦でこれだけ進路を変えること自体が珍しいものだと思う。それだけ鞍上の行動力に恐れ入った感じがした、アオイプリンセスの勝利であった。
好スタートは、ジャストセーブラブ。馬っぷりの抜群のショウナンアヴィドは、少し出が悪い。内からニホンピロボーラーが出て行く。すっとココファンタジアが2番手につける。ジャストセーブラブに、すぐに二の脚のついたショウナンアヴィド、そこにアオイプリンセスとなって進む。ジワっとした流れで、前半3Fは35.5の流れ。開いている内からフロムマイハートが入ってきて、前の6頭ぐらいは2馬身から3馬身ぐらいと固まる。4角手前ではさらに馬群は凝縮して、最後方の出遅れたロケットバイオまでもそう差はない。この間にアオイプリンセスのM.デムーロJは、前との差をかなり詰めている。
そして4角を廻った時に、馬群のいちばん内にいたフロムマイハートの内へと進路を切り替えるM.デムーロJだ。その時には、ココファンタジアが持ったままで馬群の先頭を走っていた。
ラスト300を過ぎて、今度はアオイプリンセスが先頭に立つ。フロムマイハートも頑張っていて、外のココファンタジアの伸びが案外である。
開いた内にアグネスフェアリーが入ってきて前を追う。右後ろをチラっと見たM.デムーロJがラストスパートに入る。ゴール前の2F11.6~11.8は、ほとんどアオイプリンセスがマークした切れ味である。
かくしてアオイプリンセスが新馬勝ちとなった。ココファンタジアは優等生の競馬をして5着。ほとんど馬場のいい処を通ってのものだけに、物足りなさはある。2着にはショウナンアヴィド。馬場入場の折には馬っ気も出していた。若さゆえ仕方のない事。勝った馬を褒めるべきで、この馬も能力は出している。
この時に《何とコースを熟知した乗り方だな~》と感心してないで、メインの馬券思考に取り入れていたらと後で悔やんでみても、遅いのである。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/8/30(土) 【新潟記念】黄金の「外枠」で突き抜ける!世代屈指の素質馬、覚醒の秋へ!
- 2025/8/30(土) 【新潟記念】昨年もズバリ!別定戦に変更でも傾向不変「激走ポジション」に合致した1頭
- 2025/8/29(金) 今年も子供達からパワーをもらって!!【高田潤コラム】
- 2025/8/29(金) さあ新潟最終週へ!新潟記念はアスクカムオンモアと再コンビ!【戸崎圭太コラム】
- 2025/8/29(金) 次々明かされる乙女の秘密!おやつの食べ方は馬それぞれ!?【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/8/28(木) 【ブリーダーズゴールドC】逃走劇に終止符!ライオットガールが4度目の重賞V!
- 2025/8/28(木) 新潟記念はコスモフリーゲンに騎乗【柴田大知コラム】
- 2025/8/29(金) 【新潟記念】7年続けて激走中!昨年は該当馬ワンスリー「好走馬の法則」に合致した2頭