競り合い制しロンギングダンサーOP入り…新潟開設50周年記念

8月1日(土)、2回新潟1日目11Rで新潟開設50周年記念(芝2000m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の9番人気・ロンギングダンサー(牡6、美浦・勢司厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:58.1(良)。

2着には半馬身差で3番人気・シャドウウィザード(セ5、美浦・勢司厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・ピオネロ(牡4、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

注目のスタートは人気馬シャドウダンサーが若干出遅れ。前は押してセキショウがハナへの拘りを見せ、2番手にはすんなりエーシンマックスが取り付く。2馬身後方にブライトボーイ、更に2馬身程空けてダイワリベラル、ピオネロ、タイセイドリームと続く。
残り4Fを過ぎた辺りから馬群がまとまりだし、直線を向くとセキショウ、エーシンマックスが並んで先頭に立つ。その間からピオネロが抜け出しをはかるが、外からロンギングダンサー、シャドウウィザードが差し脚を繰り出し、ゴール手前でロンギングダンサーが抜け出し優勝。勝ち馬には競り負けたが、シャドウウィザードが2着を確保した。

勝ったロンギングダンサーは中山記念を含む重賞2勝馬フェデラリストの半弟。近親にヴィクトリアマイル勝ちのダンスインザムードがいる血統。準オープンクラスに上がってからは思うような結果が出来なかったが、7戦目にしてオープン入りを決めた。
馬主は坂本浩一氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名(待望の)+母名より)」。

1着 ロンギングダンサー(吉田豊騎手)
「この頭数だったのでジックリ行くつもりでした。ロスなく運ぶことが出来ましたね。元々能力はありますが、気ムラな面がある馬です。それでも気持ちが乗れば、このくらいはやれますよ。今後フルゲートになったときは何とも言えませんが、今日勝てて良かったです」

2着 シャドウウィザード(戸崎圭騎手)
「負けはしましたが、収穫のある内容でした。元々能力の高い馬ですし、落ち着きが出てきたことが良かったと思います」

3着 ピオネロ(蛯名騎手)
「良い形で運べました。最後も伸びてはいますが、ジリジリになりました。若干距離が1ハロン長いのかもしれませんし、休み明けの分かもしれません。それでも力があるところは見せていますよ」

4着 エーシンマックス(石橋脩騎手)
「先生からはハナに行けたら行ってほしいと言われていたので出していきましたが、セキショウがいたので無理せずペースに乗せていきました。最後もよく粘っていますよ。背中が柔らかくて良い馬ですし、この時期も合っているのかもしれません」

5着 サンマルホーム(内田博騎手)
「もう少しついていければ良かったですけど、あの位置からになってしまいましたからね。それでもあそこまで来るんですから大したものです。結果的に外枠からスムーズに運ばれば違ったかもしれません」

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ロンギングダンサー
(牡6、美浦・勢司厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:ダンスパートナー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:23戦5勝

ロンギングダンサー

ロンギングダンサー

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