【POG】タガノフォルトゥナ土曜小倉トレセン直送トーク

●8月22日(土) 2回小倉7日目5R 2歳新馬(芝1200m)

1枠1番に入ったタガノフォルトゥナ(牡2、栗東・鈴木孝厩舎)は、近親にタイキシャトルがいるヨハネスブルグ産駒。稽古ではキビキビとした脚捌きで、今週はCWコースで6F82.3-66.5-52.3-39.0-12.5秒をマーク。ひと追い毎に鋭さを増してきた。

鈴木孝志調教師は「タイキシャトルの近親にあたる血統。父もそうですが、この仔も脚が短めでピッチ走法。ええ、小倉の千二はぴったりじゃないですか。仕上がりもいいし、初戦から楽しみ」と絶好枠から押し切りを狙う。

今年の小倉でまだ勝鞍がない武豊騎手が騎乗するソレイユロワイヤル(牡2、栗東・長浜厩舎)は7枠8番。父は2歳戦絶好調のダイワメジャー。厩舎もこの世代は3頭がデビューして既に2頭が勝ち上がる好調ぶり。仕上げの方も、ここまでたっぷりと攻めを積まれて申し分ない。

「十分に乗り込んできたし、水準ぐらいの時計は出てるからね。ダイワメジャー産駒にありがちな気の悪いとこもみせていない。流れに乗って運びたいね」と坂本調教助手。鞍上、陣営ともに力が入る一戦となる。

2枠2番のメイショウノボサン(牡2、栗東・大橋厩舎)は、快速でならしたメイショウボーラー産駒。近親には今年のマーキュリーCを勝ったユーロビートがいて、祖母メジロディッシュは重賞で2着3回、3着4回と活躍した。

大橋勇樹調教師は「併せ馬でもしっかり追い切ってきたし、調教量は十分だよ。気性的に使いつつのタイプかもしれないが、いいモノは持っているよ」と評価。最終追い切りのCW6F82秒2、終い1F12秒3は上々のタイムで、攻め通りなら面白い存在だ。