【POG】アッミラーレ産駒のタンタラスノオカが差し切り…新潟新馬

8月22日(土)、2回新潟7日目6Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の4番人気・タンタラスノオカ(牡2、美浦・田中清厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.8(良)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・ジュエリーストーム(牝2、美浦・栗田徹厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・スマートスペクター(牡2、栗東・池添学厩舎)が続いて入線した。

イルメリオが勢い良く飛び出し、3馬身ほど離れてミラクルプリンス、ジュエリーストリームが続く。タンタラスノオカはインの好位を追走。1番人気のスマートスペクターはズブさを見せるように中団から。
直線に差し掛かると馬群が凝縮し、ミラクルプリンスとジュエリーストリームが先頭に踊り出る。しかし、その後方につけていたタンタラスノオカがスパートをかけると、アッサリを前を行く馬をとらえ、差し切りを決めた。人気のスマートスペクターも序盤のロスを挽回。3着まで浮上している。

勝ったタンタラスノオカは昨年の北海道サマーセールにて486万円で落札。父のアッミラーレは現役時代にダートで6勝し、種牡馬としては地方競馬を代表する活躍をみせるハッピースプリントなどを輩出しているが、タンタラスノオカは芝でのデビュー勝ちとなった。
馬主は嶋田賢氏、生産者はむかわ町のヤマイチ牧場。馬名の意味由来は「ハワイで一番美しい夜景が見える丘」。

1着 タンタラスノオカ(岩田騎手)
「気がいいタイプ。道中で脚をためるように気を付けた。直線は期待どおりの脚。完成度が高いから、あとはどのくらい成長するかにかかっている」

2着 ジュエリーストーム(大野騎手)
「実戦でズブいところは見せましたが、立て直していい走りを見せました。1400m、1600mが合いますね」

3着 スマートスペクター(M.デムーロ騎手)
「直線でスペースがなかった。もう少しスムーズならば。走る馬です」

4着 ビナイーグル(和田騎手)
「ゲートを出なかった。なかなかハミを取らなかったですしね。でも、直線はいいアクション。確実に走りますよ」

6着同着 ジェイシックス(酒井騎手)
「素直な気性。練習ではゲートも速かったのですが、ダートのほうが加速しやすいのかもしれません。勢いが付いたらいい動きに。まだ体に余裕がありますし、一戦一戦、勉強していけば」

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タンタラスノオカ
(牡2、美浦・田中清厩舎)
父:アッミラーレ
母:カンタベリーラヴ
母父:マイネルラヴ

タンタラスノオカ

タンタラスノオカ

タンタラスノオカ


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