【POG】レヴィンインパクトら日曜阪神5Rトレセン直送トーク

●9月20日(日) 4回阪神4日目5R 2歳新馬(芝1800m)

8頭と少頭数になってしまったが、芝1800mという距離から、良血馬、素質馬の姿も。まず西のリーディングトップ厩舎が送り込むのは、兄に種牡馬としても活躍するゴールドアリュールがいる厩舎ゆかりの良血レヴィンインパクト(牡2、栗東・池江寿厩舎)。最終追い切りはバリバリのオープン馬トーセンスターダムの胸を借りて素軽い動きを見せた。

「兄のゴールドアリュールとはまた違ったタイプですね。ディープインパクト産駒らしい軽い走りでバネがあります。攻め時計も水準に出ていますよ」と池江泰寿調教師は評価。近況絶好調の岩田康誠騎手が手綱をとってデビューする。

レッドウィズダム(牡2、栗東・角居厩舎)は、新潟記念連覇など重賞3勝を挙げたナリタクリスタルの弟。父はキングカメハメハに替わったが、攻め馬では兄譲りの切れを見せていて、厩舎の期待も高まるばかり。

吉岡調教助手は「走るフォームが凄くいいし、センスを感じさせますね。芝の中距離が合いそうなタイプ。長くいい脚を使えそうだし、外回りコースもいいと思います」と目を細める。

決め手という面では、現役時代に強烈な末脚でNHKマイルCを勝ったダノンシャンティを父に持つスマートオーディン(牡2、栗東・松田国厩舎)も非凡なものを持っていそう。

「先週は芝でラスト1F11秒台を出しています。今週もハロー前の馬場でしっかり動けました。ゲートセンスもいいですよ。父と同様に相当、切れそうなイメージです」とは父も管理した松田国英調教師。攻め量も豊富で好仕上がりが目立つ一頭だ。