【オールカマー】G1馬の実力魅せた ショウナンパンドラが差して完勝

9月27日(日)、4回中山7日目11Rで第61回オールカマー(G2)(芝2200m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の3番人気・ショウナンパンドラ(牝4、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:11.9(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ヌーヴォレコルト(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には2馬身差で7番人気・ミトラ(セ7、美浦・萩原清厩舎)が続いて入線した。

レッドレイヴンがスタートで出遅れた以外は揃ったスタート。注目の先行争いは、マイネルミラノが飛び出し、それを追うようにロゴタイプ、メイショウカドマツ、メイショウナルトで先頭集団。続く、内にヌーヴォレコルトが位置し、その外にミトラ、サトノノブレスと並び、後方5番手にショウナンパンドラ、最後方はセキショウという形で1コーナーを回る。

最終コーナーで馬群は一気に凝縮し、マイネルミラノの番手に構えていたメイショウカドマツが抜け出しを図り、その外からロゴタイプが続く。その後方にいたヌーヴォレコルトは内の狭いスペースを縫って抜けだし。一旦は先頭に立つも、それを外から一気に加速したショウナンパンドラが悠々捕らえ、そのままゴール。昨年の秋華賞でしのぎを削ったヌーヴォレコルトをまたしても退けてみせた。
2着にはロスなく立ちまわったヌーヴォレコルト、3着は直線勝負に懸けたミトラが浮上した。

勝ったショウナンパンドラは秋華賞以来の勝利となる重賞2勝目。前走の宝塚記念からコンビを組む池添謙一騎手が勝利に導いた。牡馬混合重賞を制したことで、今後の展望に広がりそうだ。

馬主は国本哲秀氏、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「冠名+加味からすべての贈り物を与えられた女(ギリシャ語)」。

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ショウナンパンドラ
(牝4、栗東・高野厩舎)
父:ディープインパクト
母:キューティゴールド
母父:フレンチデピュティ
通算成績:14戦4勝
重賞勝利:
15年オールカマー(G2)
14年秋華賞(G2)

ショウナンパンドラ

ショウナンパンドラ

ショウナンパンドラ

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