【POG】ワンブレスアウェイが差し切り 全姉は重賞勝ち…東京新馬

10月10日(土)、4回東京1日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の2番人気・ワンブレスアウェイ(牝2、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.3(良)。

2着にはクビ差で7番人気・レイアンドキス(牝2、美浦・的場厩舎)、3着には1馬身1/4差で1番人気・ナックビーナス(牝2、美浦・杉浦厩舎)が続いて入線した。

フルゲート18頭立てとなったが、勢い良くレイアンドキスが先制し、すかさずハナを切る。2番手に人気のナックビーナス、ケンブリッジリニア、シャイニーユースが続く。ワンブレスアウェイは中団の外目、エバーパッション、シーサイドチャペルは後方から。
レイアンドキスがゆったりしたペースに持ち込み、直線でも追い出しを待つほどの展開。後続が徐々に落脱する中、ナックビーナスも追いすがる。2頭の争いかと思われたところでワンブレスアウェイが外から脚を伸ばすと、一完歩ごとにレイアンドキスを追い詰め、ゴール前でとらえきった。

勝ったワンブレスアウェイは今年のクイーンCを制したキャットコインの全妹で、姉が重賞を制した東京マイルで初陣を飾った。なお、全姉は次週の秋華賞に出走を予定している。
馬主は有限会社サンデーレーシングで同クラブでの募集総額は2400万円、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「一瞬のうちに」。

1着 ワンブレスアウェイ(古賀慎明調教師)
「全姉(キャットコイン)が走っていますし、プレッシャーも感じていたのですが、牝にしては馬格があり、飼い葉もよく食べてくれます。安心して送り出せました。結果が出て、ほっとしています。スタートも良く、上手な競馬。終いの伸びも期待どおりでした。次走などは状態を見たうえで決めたいと思います」

2着 レイアンドキス(的場騎手)
「うまく仕上がっていて、状態は良かったですよ。センスがいいですし、これでテンションが上がらなければ、今後が楽しみです」

3着 ナックビーナス(勝浦騎手)
「ふわふわ力まず、道中はいい感じ。ただ、追って案外だったね。最後に伸び切れなかった。残念。次に期待したい」

6着 ウィンイモン(木幡初騎手)
「小さいのに怯まず、よくがんばりました。広いコースにも対応。芯が入ってくれば、もっと走れるでしょう」

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ワンブレスアウェイ
(牝2、美浦・古賀慎厩舎)
父:ステイゴールド
母:ストレイキャット
母父:Storm Cat

ワンブレスアウェイ

ワンブレスアウェイ

ワンブレスアウェイ


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