【秋華賞】重賞2勝ココロノアイ「この馬に合う条件」

14日、日曜京都11レース・秋華賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、オークス7着のココロノアイ(牝3、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.1-37.5-12.7秒をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「前走は折り合いもついて良い感じでしたし、最後にどれくらい伸びるかと思ってみていましたが、それほど伸び切れませんでした。レース後に骨折が判明しましたし、それが原因だったかと思います。手術して骨折は無事に回復しました。いわきの馬の温泉でリハビリをして、乗れる状態になってから美浦に戻ってきました。それからはレースに合わせていくのではなく、馬の状態に合わせて調整してきました。

先週の1週前追い切りは、6ハロンから時計になるくらい長目にやりましたが、折り合いもついて終いを伸ばす形でやれました。今日の追い切りは、折り合いを気にして馬とケンカするよりも、気持ち良く走らせて終いの反応を見るくらい伸ばす予定でした。指示通りの内容でしたし、この馬らしいダイナミックな走りで良い動きだったと思います。春と比べて馬体が大きくなったということはありませんが、骨折手術で体が細くなったので仕方ないですね。美浦に戻ってきてからもカイバをしっかり食べていますし、食欲はありますよ。いわきでプールやウォータートレッドミルを経験したことで、精神面も成長が見られます。

馬の状態を見ながら調整してきましたが、秋華賞はこの馬に合う条件だと思っていたので出来れば間に合わせたいと思っていました。コーナーが4つあって折り合いもつきやすく、直線が短い分上がりがかかるイメージがあるので適性があると思います。オークスでも折り合っていましたし、ペースもある程度流れそうなので心配していません。巻き返したい気持ちはありますが、まずは健康にG1の舞台に立てればと思います」

ココロノアイ