【POG】評判の良血ルフォールが力強く差し切り勝ち!…東京新馬

11月1日(日)、4回東京9日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の2番人気・ルフォール(牝2、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.7(良)。

2着には1馬身半差で4番人気・ブレイクマイハート(牝2、美浦・国枝厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・インペラトーレ(牡2、栗東・松田博厩舎)が続いて入線した。

ブリスフルタイム、クリーンファンキーが並ぶようにレースを先導。ベアインマインド、ベイビーティンク、インペラトーレ、ロジカロンが番手グループを形成し、セレンディップ、その後ろ、ちょうど中団あたりにルフォールがジックリと構える。
縦長の展開で、道中ブリスフルタイムが単騎の逃げに持ち込んで直線に入り、楽な手応えのまま坂を上るが、馬場の真ん中に持ち出したルフォールが一完歩毎に前との差を詰め、残り100mで全馬をまとめて捕らえてゴールに入った。

勝ったルフォールは兄に京成杯を勝ったベルーフ、近親にはステイゴールド、サッカーボーイ、ショウナンパンドラらのG1ホースがいる良血で、母のレクレドールもローズS、クイーンSを勝った活躍馬。今回は騎乗予定だった福永騎手が落馬負傷し、急遽岩田騎手への乗り替わりとなったが、落ち着いた手綱捌きで評判馬をデビューVへ導いた。クラブでの募集価格は3200万円。

馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「金の卵(仏)」。

1着 ルフォール(岩田騎手)
「走る馬だよ。レースを教えながら競馬をしたんだ。3コーナーまで戸惑っていたけど、直線は能力の高さで抜け出せた。終わってみれば、楽な勝利だったね」

2着 ブレイクマイハート(松岡騎手)
「まだトモのはまりが良くない。でも、手前を替えてから、よく伸びてくれた。素質は高いよ」

3着 インペラトーレ(M・デムーロ騎手)
「まだ馬が若いね。わがままな面を見せ、ふらふらしていた。でも、よくがんばっているし、力があるよ」

4着 クリーンファンキー(蛯名騎手)
「寄られて過剰反応。いったんブレーキをかけた。よくここまで来たよ。レースに慣れれば変わるだろう」

6着 アズナヴァル(戸崎騎手)
「まだ緩いですね。でも、ディープ産駒らしい雰囲気があり、よく伸びています。これから変わってきますよ」

10着 シグマグレード(北村宏騎手)
「課題を感じていたゲートは出てくれたほう。体を硬くしているぶん、すっと動けないけど、スムーズな競馬ができている。これでテンションを保てれば、使って良くなるよ」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ルフォール
(牝2、美浦・堀厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レクレドール
母父:サンデーサイレンス

ルフォール

ルフォール

ルフォール

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