【POG】直線で弾けたブラックプラチナムがデビューV!…東京新馬

11月1日(日)、4回東京9日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、蛯名正義騎手騎乗の1番人気・ブラックプラチナム(牡2、美浦・栗田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.7(良)。

2着には2馬身差で3番人気・クラウニングフレア(牝2、美浦・戸田厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・ルミナリースピン(牡2、美浦・奥平雅厩舎)が続いて入線した。

オッドアイが好スタートで飛び出すもそれを制してルミナリースピンが先手を奪い、ビレッジエンペラー、ゾイ、控えたオッドアイ、レモンフェイヴァーが差がなく追走。ブラックプラチナム、クラウニングフレアはそれらを見るように中団、チャパラルバードは後方2番手も馬群は一団で、ゆったりとしたペースでレースは流れる。
3コーナーでクラウニングフレア、チャパラルバードがポジションを押し上げて直線へ。コーナーワークで突き放しにかかるルミナリースピンに、クラウニングフレア、外から脚を伸ばしたブラックプラチナムが襲いかかり、3頭が広がっての叩き合いとなるが、勢いが付いて弾けた大外のブラックプラチナムが内の2頭を差し切ってゴール。

勝ったブラックプラチナムの母クーデグレイスはローズSで3着に入り、本番の秋華賞でも4着と健闘した活躍馬で、いとこには天皇賞(秋)に出走するラブリーデイがいる血統。栗田博憲調教師と蛯名正義騎手のコンビはイスラボニータでラブリーデイと対決する。
馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「漆黒のプラチナ」。

1着 ブラックプラチナム(蛯名騎手)
「上手に流れに乗れ、我慢も利き、いい内容だったよ。調教の動きが良く、期待していたけど、まだ緩いからね。しっかりしてくれば、これからも楽しみな馬だよ」

2着 クラウニングフレア(M・デムーロ騎手)
「よくがんばった。勝った馬が強かったね。次はチャンスがある」

3着 ルミナリースピン(C・デムーロ騎手)
「競馬に前向き。スタートも速かった。まだ体に余裕があり、使って良くなる」

5着 ニシノソレイユ(田辺騎手)
「まだ緩いですよ。ポジションを取るのに気合いを付ける必要がありました。性格はいいですし、使いつつ成長するでしょう」

6着 オッドアイ(柴田大騎手)
「体が仕上り途上ですし、気持ちにも余裕がなくて。雰囲気に飲まれ、もう夢中でした。素質は感じますし、まだまだこれからですよ」

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ブラックプラチナム
(牡2、美浦・栗田博厩舎)
父:ステイゴールド
母:クーデグレイス
母父:ホワイトマズル

ブラックプラチナム

ブラックプラチナム

ブラックプラチナム

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