【POG】パローマら土曜京都6Rトレセン直送トーク

●11月7日(土) 5回京都1日目6R 2歳新馬(芝1600m)

血統的に注目されるのは、父ディープインパクト、姉アパパネがともに3冠馬という7枠13番パローマ(牝2、栗東・角居厩舎)だろう。兄姉はいずれも美浦の国枝栄厩舎だったが、初めて栗東、しかも活躍馬を多数輩出する角居厩舎への入厩。期待は高まるばかりだ。

岸本調教助手は「ピッチ走法ですが、ペースが上がるとフォームが大きくなります。軽い走りで新馬向きでしょう。センセイ(角居師)も『アパパネに似ている』と言っていますよ」とニッコリ。アパパネは500キロを超える時もあった大型馬だったが、この馬は父の血が強いのかコンパクトな造り。どんな走りを見せるか楽しみだ。

パローマ


パローマを人気を分け合いそうな3枠5番ラルク(牝2、栗東・松永幹厩舎)は、セレクトセールで1億4500万円にて落札された、こちらも注目のディープインパクト産駒。2週連続で武豊騎手が追い切りに跨がり、先週はCWで6F83秒3-ラスト1F11秒9、今週は坂路で4F52秒2の好時計を叩き出している。

この動きに松永幹夫調教師も「先週までもよかったけど、今週はとりわけ動きましたね。ユタカも軽いキャンターをすると言っていましたから。操縦性のいいタイプで、軽い芝で良さそうです」と期待大のコメント。デビュー勝ちを強く意識している。