【武蔵野S】ノンコノユメ豪快差し切り 古馬撃破で4連勝!

11月14日(土)、5回東京3日目11Rで第20回武蔵野S(G3)(ダ1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・ノンコノユメ(牡3、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.7(稍重)。

2着にはハナ差で5番人気・タガノトネール(セ5、栗東・鮫島厩舎)、3着には2馬身差で1番人気・モーニン(牡3、栗東・石坂厩舎)が続いて入線した。

ほぼ揃ったスタートから抜け出したのは8枠の2頭で、セカンドテーブルが先行争いを制して先頭に立ち、その後をニシケンモノノフ、タガノトネールと続く。5連勝を狙うモーニンはその後ろを追走し、ノンコノユメは後方待機でレースを進める。 3、4コーナー中間でタガノトネールが先頭を走るセカンドテーブルに迫る。ノンコノユメも徐々に進出を開始し、長い直線へ。
タガノトネールが先頭を楽々交わし先頭に立ち、そこにモーニンが襲いかかるも、なかなか差は縮まらない。このままゴールかと思いきや外からノンコノユメが目の醒めるような豪脚を繰り出し、ゴール直前でハナの差凌いで勝利をもぎ取った。

勝ったノンコノユメは重賞3連勝。前走のジャパンダートダービーでは雨馬場の中で、豪快な差し切り勝ち。世代の頂点に輝いたが、初の古馬との対戦、58キロを背負った今回も、前残りの決着かと思われたところを自慢の末脚を披露し、能力の高さを改めて証明してみせた。
騎乗していたルメール騎手は先週のファンタジーSに続き2週連続重賞制覇。同馬とのコンビで3戦無敗となった。

馬主は山田和正氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「ノンコの夢。母名より連想」。

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ノンコノユメ
(牡3、美浦・加藤征厩舎)
父:トワイニング
母:ノンコ
母父:アグネスタキオン
通算成績:10戦7勝
重賞勝利:
15年ジャパンダートダービー(Jpn1)
15年武蔵野S(G3)
15年ユニコーンS(G3)


ノンコノユメ

ノンコノユメ

ノンコノユメ

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