【POG】早め先頭ロワアブソリューが2馬身半差快勝!…阪神新馬

12月12日(土)、5回阪神3日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の3番人気・ロワアブソリュー(牡2、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:50.2(稍重)。

2着には2馬身半差で1番人気・ミッキーロケット(牡2、栗東・音無厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・エンジェルフェイス(牝2、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

1番人気のミッキーロケットが好スタートを決めるがポジションを下げ、内からダッシュ良くメイショウユメマルが先手を取る。外から並ぶようにロワアブソリューが2番手、ショウナンラテールとエンジェルフェイスの4頭で先頭集団を形成。2馬身ほど後ろにデッセシャテーヌ、ジュメイラリーフ、アリエルバローズが並んで追走し、ミッキーロケットはその後ろに構えレースを進める。前半1000メートルの通過は63.5秒とゆったりしたペースから、4コーナー手前で早くもロワアブソリューが先頭に立ち直線へ。

残り400メートルを迎えるとロワアブソリューは楽な手応えのまま後続を突き放しにかかる。内からエンジェルフェイス、外からショウナンラテールが追い詰めにかかるが前との差はなかなか詰まらず、結局そのままロワアブソリューが2馬身半のリードをキープしてゴールイン。接戦となった2着争いは、先行していた2頭を外から追い込んだミッキーロケットが確保した。

勝ったロワアブソリューの馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「絶対王者(仏)」。
きょうだいに京阪杯3着のシュプリームギフト、オーシャンS3着のベステゲシェンクがいる血統。両馬は共に父がディープインパクトでスプリント戦線において活躍しているが、父がゼンノロブロイとなった本馬はそのスピードを受け継ぎながら1800メートルに対応してみせた。その名の通り世代の「絶対王者」へ、来年のクラシック戦線を目指す。

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ロワアブソリュー
(牡2、栗東・須貝尚厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:スーヴェニアギフト
母父:Souvenir Copy

ロワアブソリュー

ロワアブソリュー

ロワアブソリュー


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