【POG】断然人気のジルズパレスが楽々差し切りV…中山新馬

12月12日(土)、5回中山3日目6Rで2歳新馬(ダ1200m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の1番人気・ジルズパレス(牝2、美浦・木村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:12.8(重)。

2着には2馬身差で4番人気・ティアップヒート(牝2、美浦・高木登厩舎)、3着には3馬身半差で8番人気・スターアリュール(牝2、美浦・清水英厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートを切ったアルタモーダがその勢いをいかしてハナに立ち、スターアリュールとティアップヒートが半馬身ほど後ろに位置する。人気のジルズパレスは中団内目にポジションを取り、脚を溜める形となった。
3、4コーナーに差し掛かっても前の隊列は変わらずで、そのまま直線に入ると逃げていたアルタモーダを交わしスターアリュールとティアップヒートの争いとなるも、直線半ばで外に持ち出したジルズパレスがこれらをアッサリと交わし、最後は鞭を使わない余裕を見せ、ゴールした。

勝ったジルズパレスはアメリカの調教セールにて35万ドルで落札された馬で、今年デビューのTale of the Cat産駒初勝利となった。また、アルビアーノと同じ陣営の勝利ということで今後に期待が持てる。
馬主は吉田和美氏、生産者は米のJimR.Wells&CandyMeadowsLLC。馬名の意味由来は「母名の一部+宮殿。ジルの宮殿」。

1着 ジルズパレス(柴山騎手)
「最後も余裕がありましたし、強かったですね。前半は砂を被ってフワフワしていましたが、直線で砂を被らないところにいってからは脚色が違いました。良いスピードを持っていますよ。レースを経験していけば更に良くなると思います」

2着 ティアップヒート(大野騎手)
「周りを気にしていたりいろいろと課題はありますが、初戦としてはよく頑張っています。経験を積みながら良くなってくると思います」

3着 スターアリュール(村田騎手)
「返し馬で良い馬だと思いました。最後は息切れしてしまいましたが、良いスピードがありますし次も楽しみです」

4着 アルタモーダ(内田博騎手)
「スタートをしてから物見をしていました。今日は流れが速くてラクな展開ではありませんでしたが、良いスピードのある馬ですし、すぐにチャンスがくると思います」

5着 フッカツノノロシ(的場騎手)
「ダートの走りは悪くありませんでしたし、直線で砂を被らないところに出したら終いもよく伸びてくれました。使って更に良くなってくると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ジルズパレス
(牝2、美浦・木村厩舎)
父:Tale of the Cat
母:Jill’s Gem
母父:Mineshaft

ジルズパレス

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