【阪神JF】圧勝!メジャーエンブレムが2歳女王に輝く!

12月13日(日)、5回阪神4日目11Rで第67回阪神ジュベナイルF(G1)(芝1600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・メジャーエンブレム(牝2、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.5(良)。

2着には2馬身差で10番人気・ウインファビラス(牝2、美浦・畠山吉厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・ブランボヌール(牝2、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。

圧倒的な勝利であった。すばらしいスタートを切ってそのままハナを切ってしまうかと思われたメジャーエンブレムだったが、外からキリシマオジョウが先手を主張すると控えて2番手に。前走のアルテミスSのように折り合いを欠くシーンは見られず、スムーズにレースを進めていく。その後ろからメジェルダ、キャンディバローズ、ウインファビラスが続き、デンコウアンジュは今日は5.6番手集団の一角。ブランボヌールは直後から前を見る形となる。

4コーナーに入るあたりでキリシマオジョウが後退。メジャーエンブレムとメジェルダが並んで直線に入るが、メジャーエンブレムがすぐさま突き放しにかかる。キャンディバローズとデンコウアンジュが前を追っていくが、その外から伸びるウインファビラスが一気に2番手まで上がる。さらにその外からブランボヌールらが追い込むがこれらは3番手争いまで。メジャーエンブレムがウインファビラスに2馬身をつけ、まったく危なげなくG1タイトルを手にした。

勝ったメジャーエンブレムは馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。前走アルテミスSでは折り合いを欠いて敗れてしまったが、この大一番であり余る能力を存分に発揮。来春のクラシックに向けてだけではなく、いずれはJRAの象徴となるような存在を目指せるようなパフォーマンスでまずは2歳女王の称号を手にした。鞍上のC.ルメール騎手はJRA所属となってからは、これが嬉しいG1初勝利となった。馬名の意味由来は「偉大なる象徴」。

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メジャーエンブレム
(牝2、美浦・田村厩舎)
父:ダイワメジャー
母:キャッチータイトル
母父:オペラハウス
通算成績:4戦3勝
重賞勝利: 15年阪神JF(G1)

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

メジャーエンブレム

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