【POG】恵まれた馬体生かしマイティーゴールドが押し切りV…中山新馬

12月27日(日)、5回中山8日目2Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・マイティーゴールド(牡2、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.2(良)。

2着にはクビ差で5番人気・インザバブル(牡2、美浦・新開厩舎)、3着には4馬身差で6番人気・ディアクーシー(牡2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

ややバラついたスタートから飛び出したのはディアクーシー。マイティーゴールド、ダーニングイーグルと続いて向こう正面へ。3馬身ほど開いてホメテノバスコ、キョウワクロニクル、ヤサカブレイブ、ララパルーザと追走して馬群は縦長。3コーナーを過ぎると中団に構えていたインザバブル、プライズコレクター、ハヤブサプリプリらもポジションを上げて直線へ。
逃げたディアクーシーに代わって好位に付けていたマイティーゴールドが力強い脚で先頭に立ち、ロングスパートをかけたインザバブルが懸命に追うが、その差はなかなか縮まらず、マイティーゴールドが後続を振り切って新馬勝ち。際どくなった3着はディアクーシーがプライズコレクターをアタマ差抑えて粘り込んだ。

勝ったマイティーゴールドは、おばにフラワーC2着のスルーレートがいる血統で、母もオークスに出走し、交流重賞の関東オークスで4着に入った活躍馬。今回の馬体重が556キロという雄大な馬格の持ち主で、今後更なる成長が期待される。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「力強い黄金色の輝き。本馬の馬体をイメージして。父名、母名より連想」。

1着 マイティーゴールド(戸崎圭騎手)
「スッと先行できましたし、道中も問題ありませんでした。大型馬でパワーがありますし、ここでは力が違いました。使って更に良くなると思います」

2着 インザバブル(蛯名騎手)
「ゲートで立ち上がったり、周りに対して敏感で過剰な反応をするところがあります。コーナーも上手く回れず、もう少しコントロールがきけば更に良いですが、リズムを守ってジワッと上がっていけましたし競馬の形は悪くなかったと思います」

3着 ディアクーシー(岩田騎手)
「速い脚を使う感じではないと思ったので、自分から行きました。ワンペースですがバテずに走れるので、こういうコース条件は合っていると思います」

4着 プライズコレクター(吉田豊騎手)
「まだハミ受けに課題があって、1、2コーナーを回る辺りでは頭を上げていましたが、その後はスムーズに走れました。レースを使いながら気が入ってきてハミを噛むようになると思いますし、そこでのハミ受けが今後の課題になると思います」

5着 ハヤブサプリプリ(吉田隼騎手)
「今日は流れが速くて、少し忙しい感じがしました。まだトモに力が付き切っていませんし、動けていない感じがします。コース条件は合っていると思いますし、力を付けてくればやれると思います」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

マイティーゴールド
(牡2、美浦・尾関厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:マイティースルー
母父:クロフネ

マイティーゴールド

マイティーゴールド

マイティーゴールド

マイティーゴールド

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。