【AJCC】順調ステラウインド「一番力が出せる条件」

20日、日曜中山で行なわれるAJCC(G2)の最終追い切りが美浦トレセンで行なわれた。

前走、中山金杯5着からの参戦となるステラウインド(牡7、美浦・尾関厩舎)は助手を背に南ウッドチップコースで5F69.2-53.5-39.1-12.9秒をマーク。最後は一杯に追ってのフィニッシュとなった。

【尾関知人調教師のコメント】
「当初からスローペースになると予想していましたしジョッキーもそれを踏まえて良い位置で競馬をしてくれましたが、4コーナー辺りで逆手前になってしまいました。そこで勝ち馬に来られてついていけなくなってしまいましたが、レース内容としてはよく頑張ったと思います。

レース後も意外と疲れがなく硬さも見られませんし、金杯のときの状態の良さをここまで維持できています。今回は気持ち体が立派だったかという感じだったので、少し長めで調整しました。今日は最後にビシッと反応させましたが、動きはすごく良かったと思います。

メンバーや展開次第でいろいろな競馬が出来る馬ですし、どんな競馬をするかはこれからジョッキーと相談していきます。500万クラスを勝った中山2200の競馬は、これまでのベストパフォーマンスのひとつだと思いますし、2000から2400は一番力が出せる条件だと思っています。挑戦者としての立場ですし、やれることをしっかりやってチャレンジしていきます」

ステラウインド


休み明けだった中山金杯は9着に終わったマイネルディーン(牡7、美浦・鹿戸雄厩舎)は、大野拓弥騎手を背に南ウッドチップコースで1600万下のメドウヒルズを0.4秒追走。4F53.7-38.5-13.2秒をマークして、最後は同入する形となった。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「今日は70-40くらいでそのまま流した感じの稽古でしたが、動きは問題ありませんしジョッキーの感触も良かったです。1回使ったことで体調も良くなっていますし、体も締まってきてちょうど良い体で出られそうです。道悪も苦にしないタイプですし、流れに乗って競馬が出来るかどうかですね」

マイネルディーン