【阪急杯】新コンビ・ミッキーアイル松山「競馬もこの馬のリズムで」

24日、日曜阪神11レース・阪急杯(G3)の追い切りが栗東トレセンで行われた。

前走、香港スプリント7着で、帰国初戦となるミッキーアイル(牡5、栗東・音無厩舎)は、松山弘平騎手を背に、坂路で熱のこもったスパーリングを披露。古馬オープンのダノンリバティを相手に終い一杯に追われ、この日の一番時計となる4F50.3-36.9-24.2-12.5秒の自己ベストを叩き出した。

「跨るのはきょうで3回目です。先週の時点では〝休み明けだな〟という感じがしましたが、今週は随分と良くなってきてました。このひと追いでレースまでにさらに上向いてくるんじゃないでしょうか。競馬もこの馬のリズムでうまく運んでいきたいですね」と実戦では初めてコンビを組む相棒に大きな期待を寄せている。

デビュー2戦目から重賞3連勝を含む5連勝でNHKマイルCを制覇。3歳マイル王の称号を手にし、同年秋のスワンSを勝って短距離路線の主役となるはずだったが、その後はうまく歯車が噛み合わず、勝ち星から遠ざかってしまった。昨年はハナ差2着と惜敗を喫したレース。リベンジを果たして復活の狼煙を上げたいところだ。

ミッキーアイル